2024年04月26日
アート・キューブのお花
今、アート・キューブでは次々とお花が咲いて、にぎわっています。

ネモフィラ、タイム、ガザニア、等々
ネモフィラは個人的に大好きなお花✿
ゴールデンウィークの最後まで咲いていてね
ですが、少々雑草にも悩まされる今日この頃…
はて????
これはなあに?

角度を変えると

なんと美しい立体
はて?
何の植物でしょう?

ネモフィラ、タイム、ガザニア、等々
ネモフィラは個人的に大好きなお花✿
ゴールデンウィークの最後まで咲いていてね

ですが、少々雑草にも悩まされる今日この頃…
はて????
これはなあに?

角度を変えると

なんと美しい立体

はて?
何の植物でしょう?
2022年05月25日
音楽祭2022のご報告☆
5/8㈰に開催した
和歌の浦アート・キューブ


のご報告です



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当日はこの写真のように、晴天に恵まれました

気持ちのいい季節ですね


でも…暑い


陽射しの強い中でしたが、こんなに多くの皆様が集まってくださいました

芝生広場特設ステージでの演奏は、13:30開演

(13:00開始だと思って早くに来てくださった方々、お待たせして申し訳ありませんでした

和歌浦湾に鳴り響くファンファーレ


リハーサル時のファンファーレ画像がバシッと撮れていたので、それも掲載します


演奏はWBB(和歌山ブラスバンド)さん。
『和歌の浦アート・キューブ音楽祭2022ファンファーレ』は、この音楽祭開催を記念して作曲してくださったもの

「音楽でつながるコミュニケーションづくりの音楽祭」という本事業の趣旨をイメージした、以下のような構成となっています。

(1つの小さなことから始まり)
・

(1つのことが色々な変化をしてゆき)
・

(そのことを土台として音楽祭が作り上がる)
なんて素敵なファンファーレ

ありがとうございます



「アート・キューブ音楽祭」の企画を主導してくださる林哲也さんをはじめとする、5名の方々で結成されたブラスバンド

『アメイジング グレイス』など数曲を、円熟した演奏で聴かせてくれました。
「ブラスバンド」と聞くと、大編成の吹奏楽団をイメージしやすいものですが、4~5人くらいのバンドもとても素敵ですね

ご来場者アンケートにも、「こういう少人数の吹奏楽グループもあるんだと知れて良かった」というお声が。
最後の演奏曲『マイ ウェイ』に関するW.A.cube ブラスさんからのコメントを紹介します。
この音楽祭を切っ掛けに結成され、色々なジャンルに対しても自分達のスタイルを変えないで進んでいく気持ちとして演奏…と言いたかったのですが、とある曲が長すぎたので急遽差し替えた曲です(;^_^A
布施明さんの歌唱とはまた違った味わいで…
胸打たれるブラスの名演でした

アンケートには、この『マイ ウェイ』という名曲への思い(ご自身のご結婚時のエピソード)を寄せてくださった方も



クラリネット大好きな女性4重奏チーム

結成以来2年間、チーム名をどうするかという件でずっと議論が続いているとのこと

しかし今回、素敵なチーム名候補がいくつもアンケートで寄せられました

アンケートには他にも、「バスクラリネットを初めて見た。低音で素晴らしい」「『故郷の空』の演奏がめっちゃかっこよかった」といったお声が。
ご出演後のクラリネットカルテットさんからのコメントを紹介します。
『故郷の空』をどうしても演奏したくてクラリネット用の楽譜を探しましたが見つからず…。。
他の楽器の楽譜からクラリネット用にアレンジして演奏しました!
素敵なチーム名も沢山考えてくださり、ありがとうございました!
メンバーで相談して決めさせて頂きます!
『故郷の空』はスコットランド民謡で、誰もが知るメロディですね。
このメロディに載せて歌う歌詞は、日本では教育唱歌版やドリフターズ版など、様々なパターンが。
クラリネットって、とても芸達者で変幻自在な楽器だなぁと思います。
時にはユーモラスに、時には郷愁を漂わせ…
様々な曲調を歌い分ける名歌手、クラリネット

クラリネットのハーモニーで奏でられた『故郷の空』を聴いていると、麦畑でスキップを踏む恋人たちの情景が浮かんできました



結成もうすぐ4年のコロンさん

ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4種のサックスの音色に多くの観客の方々が魅了されたようです。
サックスの音色って、どこか人間の歌声を思わせるエモーショナルな響きだなぁ…と感じます。
クラリネット同様、サックスという楽器も素晴らしき歌い手です

「コロンさんの演奏に、目と耳がクギヅケになりました」等のアンケートご回答が多数。
ソプラノサックスやバリトンサックスは、我々一般人には初見の楽器

拝見するだけでも勉強になります

ジブリの曲などで、その音色を存分に楽しませていただきました

ご用意してくださった室内楽用の演奏曲を本番では屋外演奏でお願いすることとなりましたが、素晴らしく吹きこなしてくれました

コロンさんから頂いたコメントを紹介いたします。
明るく楽しい色んな世代の方に喜んでいただけるような選曲をしてみました。
これは、最後の『ラ・ラ・ランド』のことですね

2016年公開の同タイトル映画の曲。
ミュージカル映画の音楽だからか、ダンスパフォーマンスも交えた演出が似合いそう

その躍動的な世界観を、コロンさんは4種のサックスだけで見事に表現してくれました



和歌山の音楽好きの若者たちで結成されたブラスバンド

メンバーには和大の現役学生さんもいらっしゃいます。
今回、吹奏楽を代表する名曲である『アルメニアン・ダンス パートⅠ』を演奏してくださいました。
WBBさんのコメントを紹介します。
吹奏楽で有名なアルメニアンダンスをどうしても金管楽器だけでやりたくてみんなに練習してもらいました!
団員は皆聞いたことがある曲なので案外いけるのでは無いかと思っていたのですが、木管がやっているパートを演奏しなければいけないので大変でした、、
木管すごい!!笑
動画サイトで、色々な楽団によるこの『アルメニアンダンス』の演奏シーンを視聴してみると…
壮大かつ繊細な曲構成で、多彩な楽器たちが各パートでそれぞれに主役となって演奏しています。
なるほど、確かにこんな交響曲のような作品を金管楽器だけで奏でるのは大変そうな気が

でもとても楽しい演奏でした

アンケートにも「楽しくてワクワクしました」というご感想が。
パーカッションの人が素手でシンバルを叩く姿に、我々スタッフは目が釘づけ

(その奏法、初めて見ました

生演奏を見ることによって得られた、我々の学び?でございます

↑ ↑ ↑ ↑
芝生特設ステージでの演奏は以上4組でした。
後半はホール内にて…
音楽祭では生演奏の他にも、キューブB1で株式会社ドルチェ楽器さんによる
楽器類の展示 が行われました。

また、アート・キューブ2階のカフェマーレライさんでは、
音楽祭当日限定のカラフルパフェの販売が行われ…

数時間で完売

さて、後半の多目的ホールA内での演奏は、15:15開演

ホール奥の舞台上で演奏し、客席はホール内と芝生広場に設けました。


「和歌山と奏でる」がモットーの、和大吹奏楽団の皆さん

2回生9名、3回生7名、4回生1名の計17名での演奏。
人数が増え、さらにホール内での演奏なので、やはり迫力がすごい…

演奏曲は『銀河鉄道999』のテーマ


演奏後の和大吹奏楽団さんのコメントをご紹介します。
この曲は、タイトルの通りアニメ『銀河鉄道999』の主題歌で、列車が宇宙を飛び交う様子が頭に思い浮かぶような力強い1曲になっています。
金管楽器と木管楽器の音色の対比、そして、それらを支える打楽器とのハーモニーをお楽しみいただけます!
そう、この曲は…私が小学生の頃に生演奏で聴いて胸ときめかせたことのある、私にとっての吹奏楽の代表曲のひとつ

(40代当ブログ担当職員談)
現代の若者にもこうして演奏されるとは…
数十年の時を超えても、永遠に色褪せぬ名曲

そしてこの日、新たに心に刻まれた名演

アンケートには「和大の演奏が楽しかった!」という回答が多数。
学生さんたちの中には、県外ご出身の方もきっといらっしゃるかと思います。
和大を卒業なさっても、「和歌山と奏で」続けてくれる若い方がたくさんいらっしゃればいいな




「今このときを大切に、笑顔あふれる三中サウンド」が目標の海南市の三中吹奏楽部さん

アート・キューブのコンパクトなステージ上から、36名のメンバーが大迫力の演奏を披露してくれました

『さくらんぼ』で始まり、『アラジン』セレクションに続き…
そして観客層に合わせて毎回内容を変えるという「三中ヒットパレード」では、今回はアート・キューブに集まってくれた人々のため、『残酷な天使のテーゼ』『夢をかなえてドラえもん』『マツケンサンバⅡ』の3曲をチョイス

次々と楽しい曲が演奏され、観客の人々も我々スタッフも演奏者の三中さんもみんな自然と笑顔に

とても盛り上がりました

一番下の画像のように、演奏の終盤には今年度入部したばかりの新1年生部員さんたちが、「海南第三中学校吹奏楽部」「応援よろしくお願いします」というプラカードを掲げる演出も



3年生の指導のもと、新1年生が今回のイベントで初披露してくれたパフォーマンスでした

これも三中吹奏楽部に欠かせない恒例の演出のようです

演奏後の三中さんからのコメントをご紹介。
ここ最近思いっきり部活動が出来なく、この場で三中らしい演奏が出来て楽しめました。
アンケートにも、「毎日練習しているのがうかがえる良い演奏」「迫力があって音よく響いていました」というお声がたくさんでした



最後の演奏は、和大と三中の夢の共演


曲は『カントリーロード』

演奏者さんのコメントをご紹介。
懐かしい曲で皆さんと手拍子等の拍子をとっていただき楽しく演奏できました。
ステージと客席とがひとつになっての、心あたたまる演奏でした


盛りだくさんでとても堪能できたけれど…
それなのに終演がせつないのはなぜでしょう

音楽祭実行委員会の林さんが、締めのご挨拶を。

「来年の音楽祭は、5月7日に開催します


今回、ご観覧の皆様からは、たいへん多くのご意見ご感想を以下のように頂戴いたしました。
全て参考にさせていただき、次回への糧といたします。
↓ ↓ ↓
「良い催しだけど、開催を知らなかった人が多い。もっと宣伝しては」
「陽射しがきつく暑かった。仮設テントが欲しい」
「席に日陰がなく、落ち着いて観ていられなかった」
「野外なので、聴く場所によっては音が小さく聴き取りにくかった」
…そう、客席の暑さや音響の問題は、次回までに検討し、改善しなければならない点です

今回は多くの方にご不便をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした

「屋外演奏は初めてで楽しめた」
「景色のよい中で最高だった」
「コロナ禍の中、久々に音楽に触れられた」
「来年も来ます♪」
「音楽からつながりが広がって良いイベント。若い人がこれからも音楽を続けることができますように!」
「和歌山に文化の灯、あきらかに育っている」
「吹奏楽を始めた身として、とても勉強になったし楽しめた」
「無料で聴かせていただいてありがとう」
「吹奏楽を聴くと胸がキュンとなります。青春の音楽です」
「来年もぜひ開催を」
「年に2回くらい開催希望」
「次は自分も出たい!出してください!」
…何かと行き届かぬ点もありましたが、そんな中でも多くの賞賛のお声も頂戴できて、本当に有難いことです

来年はより良い催しとなるよう、演奏者さんも観覧者さんも快適に楽しめる音楽祭となるよう、職員一同、精進いたします


Posted by 和歌の浦アート・キューブ at
17:04
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│★スタッフのつぶやき│★絶景の宝庫和歌の浦│アート・キューブ音楽祭│★イベント終了後のご報告記事│イベント報告
2021年11月19日
花いっぱいの演劇会と、青空と月食と…
10月末から始まった国民文化祭も、間もなくフィナーレ

今日と明日、アート・キューブでは
「心の豊かさを見つける演劇会」
が開催されます

アート・キューブの上は雲ひとつない青空

国文祭日和ですね


芝生広場周辺には、先日ご紹介したノボリに加え、
愛らしいお花もたくさん並んでいます

市内の小中学校のみなさんが育ててくれた
パンジーやビオラ…

近づくと、楚々とした優しい香りに心癒されます


山青し、海青し…文化は輝く


そうそう、今夜は月食だと聞きました

一応は部分月食なのだけど、ずいぶんたくさん隠れるそうで、
「ほぼ皆既月食」とテレビで言っていましたね

これは夕べの17:30頃に撮影した、和歌浦湾の空。

月食のことは知らずに撮影したのですが…
昨日は何となく、月光の強い力を感じて
引き込まれるように月に見入ってしまいました

もしや「明日は地球の影に隠される

懸命に輝きをアピールしていたのかしら

今夜もお月さまに注目ですね

一番しっかり隠れるのは18:00頃のようです。
和歌浦湾の空は広いので、きっとよく見えると思います

2021年08月20日
文化祭と夏空と大雨と…




立秋を過ぎ、しのぎやすい気候となってきたかと思えば、
先週からのひどい雨


特別警報が多くの地域に発令され、各地で大きな被害が…
そして、新型コロナの感染状況も急激に拡大しています

コロナ禍2年目、今年は昨年以上にたいへんな夏となりました。
どなたさまもご自愛くださいませ


更新が滞りがちなアート・キューブのブログ

また近々、ワークショップのご報告なども
掲載させていただく予定です

本日のところは、この夏の前半の思い出話などあれこれの、
スタッフの呟きブログでございます

多くのドラマを見せてくれた感動のオリンピックが閉幕


そして間もなくパラリンピックが始まります

高校野球は大雨で異例の連続順延となったりで、
球児さんたちのコンディション調整が心配になります


でもそんな中でも健闘なさる若者の姿に、
今年も日本中の人々が、テレビの前で
胸を熱くしています❗
そんなスポーツが熱い夏だけれど、
今年の和歌山はカルチャーやアートも花盛り

まず、第45回全国高等学校総合文化祭(総文祭)が
和歌山県で開催されました

(開催期間は7/31~8/6)
ビッグホエールでの開会式のライブ放送をテレビで
観ましたが、高校生のみなさんの演技や司会進行が
とても素晴らしかったです

大会本番前の演奏の練習を当館でなさった
出場校の方々もいらっしゃって、我々アート・キューブ職員も
高校生のみなさんの芸術文化活動を身近に感じる
ことができました

その総文祭開催期間前後の和歌浦湾の美景写真を
撮りためていたので、この夏前半のアート・キューブの
思い出を振り返りつつ掲載いたします

これは7/30の和歌浦湾。

青く澄み渡る空と、山脈のように連なる巨大な夏雲が
あまりにも美しくて撮影しました。
お盆前後の大雨時は和歌浦も怖いくらい荒れましたが、
その半月前はこんな快晴だったのです

わたくしC職員の撮影の腕ではイマイチ伝わらないけど、
この目で見た実物はホントにすっごいスーパービッグクラウド(?)
だったんですよね


この7/30は、総文祭に参加される筝曲部員さんたちの
妙なるお琴の音色がアート・キューブのホールや
キューブD1に響いていました

8/1の、この名草山にかかる巨大な虹をご覧ください


この日は猛烈な土砂降りでしたが、これは夕方の雨上がりの景色です。
8/1は器楽部や管弦楽部の方々が練習にいらっしゃっていました。
ホール内から聴こえる見事な演奏に聴き惚れ、ホール前を通りかかるたびに
つい足を止めてしまいました

これは8/6の朝。
和歌浦湾の対岸側(明和中学校横)からアート・キューブ方面を見たところ。
不安定な天候の1日だったと思いますが、それだけに、
空はなかなか味わい深かったです。

紺碧から淡いブルーへとグラデーションを描く空。
表情豊かな雲。

同じ日時で同じ場所なのに、少し違う方角を振り返るだけで、
こんなに空の様子が違います。

片男波の遊歩道からも撮影しました。

やっぱりドラマティックな空


この日は吹奏楽部門の方々の練習最終日でした。
総文祭に参加されたみなさんは、この暑さや悪天候で
体力を消耗されたことでしょうし、コロナ感染防止策を
充分に講じながらの練習となると、大変な日々だったはず。
しかし、無事に大会本番を迎えることができて本当によかったです

当館で練習をされてから本番に臨まれた方々が
存分にお力を発揮できて、素晴らしい結果を得られたとの
吉報も頂いたり…

コロナ禍の中での総文祭開催が実現し、そして
みなさんの練習の成果をこの和歌山で披露して
いただけたことを、和歌山県民として嬉しく思います

今はコロナ禍の日常に閉じ込められて苦しい状況だけど、
若いみなさんの未来はきっと輝かしいものとなります



こうして高校生のみなさんの総文祭は終了しましたが、
10月からはまた「第36回国民文化祭・わかやま2021」も
県内各地で開催されます

国文祭の時は練習だけではなく、アート・キューブが
開催会場となる本番イベントもあるのです

秋はイベントシーズン

9月以降、アート・キューブで演奏会や展示会などの催しを
予定されている主催者さんもたくさん

また、恒例の「月夜の祭典」等、アート・キューブ主催の
自主事業イベントも開催を準備中です

どのイベントも感染防止策を最大限に講じた上での企画でありますが、
今後のコロナの感染拡大状況次第では、イベント開催自体が難しくなり、
中止を余儀なくされる可能性もあります

感染拡大状況が落ち着いてゆき、それらのイベントを安心して
開催できるよう祈るばかりです

8/7には、アート・キューブにこんな愛らしい来客が

あ、昆虫が苦手な方もいらっしゃるかと思って、小さな
サムネイル画像にしておきましたが。
↓ (クリックすれば画像が大きく表示されます)


エントランスの自動ドアの内側にいたニイニイゼミさんです。
写真では倍くらいの大きさに写っているけど、ちっちゃいです

2cmちょっとくらい。
このコンパクトなサイズ感、フォルム、色調…
セミ類の中ではダントツに可愛い種ではないでしょうか

夏の終わりの今の時期は、トワイライトタイムの午前5時過ぎから、
このニイニイゼミは鳴き始めるようですね。
夜明け直前、ニイニイさんの声を伴奏に、ヒグラシとミンミンゼミが
涼やかなデュエットを奏でるのをベッドの中で耳にすると、
起きる前からちょっと素敵な気分になれます

盛夏の頃は、そんな名演も6時頃にはクマゼミの大合唱に
かき消されてしまったけれど、今の時期はもう
クマゼミの声も勢いが弱まりつつあり、
だんだんツクツクボウシが優勢となってきました。
このエントランスに入ってきたニイニイゼミ個体は、写真のように
かわいく手乗りゼミにさせてもらった後、涼しい駐輪場横の木陰に
逃がしました

ニイニイ幼虫は乾燥した土壌が苦手とのことで、街中ではあまり
多くみられないセミかと。
和歌浦周辺の鎮守の森の豊かさが
ニイニイゼミを育んでいるのかもしれませんね。

アート・キューブ敷地内の植栽の土壌に開いた穴。
セミの幼虫が開けた穴でしょう。
これらはたぶん、ほとんどクマゼミかな?
ニイニイゼミが遊びに来てくれた日の夕空。

8/9は台風9号が西日本に上陸し、温帯低気圧に変わって
日本海へ抜けました。
これはその日の日暮れ前、また対岸のシーサイドロードから見た空。

片男波公園の岬の突端と雑賀崎が見えます。
まだ海は波が高かったです。
この後のお盆前後の大雨でも、海は大荒れでした。
和歌山市内でも何箇所か、崖崩れや浸水が起こりましたが…
西日本を中心とした各地の被災状況が少しでも小さいもので
済むことを、心よりお祈りいたします。
もう夏も終わり。
秋の気配がはっきりと見えてきましたね

夕方にはコオロギとスズムシ、カネタタキの声も聞こえます

秋が近いのだと思うと、ちょっぴり寂しい気持ちも


でも、まだ暑い日も続きます。
夏の疲れが顕著に出てくる8月の終わり。
残る夏を、健康に気を付けて乗り切っていきましょうね

2021年07月12日
写真集 『 水辺の人 』 閲覧して頂けます!
和歌浦の写真家
松原時夫先生の写真集
『 水辺の人 』
アート・キューブが所蔵 しておりますので、
当館にて閲覧して頂けます


↑↑↑
閲覧ご希望の方は、職員までお申しつけください

貸出は不可ですが、当館窓口でどなたでもご覧いただけます

道音舎さんから今年の2月に刊行された、この松原先生の写真集。
限定300部であったため、既に完売したようです

https://pub.michi-oto.com/
ちなみに余談ですが、上の画像で
写真集を立てかけている流木のスタンドは、
当館H職員の手作り。
「水辺の人」のタイトルプレートのフレームは、
陶芸の趣味をもつT職員が粘土で制作したもの。
松原時夫先生は、1940年和歌浦生まれ。
写真専門学校の教師を経て、プロカメラマンとなられました。
また、地元和歌浦で写真店を開業されてからは、
「町の写真屋さん」としての顔もお持ちの松原先生。
80歳を超えた現在も、カメラマンとして精力的かつ地道な
撮影活動を日々ライフワークとして続けておられます

松原先生が和歌浦の風景を撮影なさるお姿を、
時々アート・キューブ周辺でもお見かけします。
少し前、いつものように撮影で通りかかられた時かと思いますが、
ちょうど出会った自治会の方と一緒に、アート・キューブに
お立ち寄りくださったことがありました

はにかんだような笑顔が印象的な、
とてもお優しい雰囲気の松原時夫先生でした

『水辺の人』の撮影年は、1955年から1969年。
地元和歌浦や田ノ浦、雑賀崎の風景と、
そこで漁業や海苔養殖に従事する人々の姿を
松原先生のカメラが見事に捉えています。
見る者を、ドキュメンタリー映画を視聴しているような
感覚に引き込んでくれる、とても味わい深い
モノクローム写真集です

60年ほども経過すると、和歌浦の町は
すっかり様変わりしてしまった場所が多いけれど…
よくよく見ると、
「あ、ここってもしかして、あそこじゃない


と気づく場所もあったり、
今なおその当時と全く変わらない場所も残っていたり。
見ていてとても面白いです

和歌浦に古くからお住まいの方ならば、
ノスタルジーを強く掻き立てられるはず

和歌の浦の見事な景観も
豊かな海がもたらす海産資源も、
水辺に住まい、水辺に働く人々にとっては
「生活の場」であり、「生きる糧」。
観光でみえる方々が憧れる海も、その土地の歴史も、
生活者の人々にとっては、当たり前の日常


きっと当たり前すぎて、みんなが目に留めることもなく
やり過ごしてしまうもの。
でも松原先生は幼い日々、
自らも和歌の浦の水辺に暮らしながら、
人々が水と一体化して暮らす日常の何気ないドラマに
様々な感動をおぼえておられたのでしょう

やがてその鋭い感性が、写真撮影という芸術と結びついたのですね

地元和歌浦の皆さまも、観光でお越しの方々も、
ぜひ一度、写真集『水辺の人』をご覧になりにいらしてください

松原先生の和歌の浦への思いや、写真世界の奥深さを
知ることのできる一冊だと思います

和歌の浦アート・キューブ
073-445-1188
9:00~22:00
火曜休館日
2021年05月07日
サイクルステーション、はじめました!
『市報わかやま』5月号にも掲載されていましたが…
千葉県の銚子を起点とし、そして和歌山の加太が終点となる
総延長1400kmの
「太平洋岸自転車道」
が完成したそうです

『市報わかやま』5月号特集ページはこちら。
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/034/694/0305-02-03.pdf
「太平洋岸自転車道」はこちらのページをご参照ください。
https://www.kkr.mlit.go.jp/road/pcr/index.html
この大規模なサイクリングロードのルート上やその周辺には、
自転車が安全に走行するための案内表示が設置され

また休憩場所となるサイクルステーション

各所に整備されています。
そう、我がアート・キューブも、4月からその


の1つとなったのです


サイクリストのみなさまのお休み処として
ご利用頂ければ幸いです


エントランス自動ドア横に「サイクルステーション」というのぼり旗が
ヒラヒラたなびいております

サイクルラックは設置していないものの、こののぼり旗の辺りに
駐輪して頂けますので

この多目的ホールAの建物が、和歌の浦アート・キューブの目印となるかと。

玉津島神社さんや不老橋のすぐ横です。
このHPにも、「サイクルステーション」としてアート・キューブが
掲載されています。↓
サイクリング王国わかやま
日本遺産「黒江・和歌浦」・加太コース
https://wave.pref.wakayama.lg.jp/cycling/routemap-page.php?course=course20
和歌の浦アート・キューブが完備している休憩用設備は以下。



(空気入れが必要な方は、アート・キューブ事務所へお声掛けください


また、自動販売機や2階のカフェ「マーレライ」さんも、どうぞご利用ください



さて、日本遺産「絶景の宝庫和歌の浦」に立地するアート・キューブ。
その施設職員であるわたくしC職員、とある休日の早朝、
太平洋岸自転車道の一部であるシーサイドロードにて、
和歌の浦の絶景写真の撮影をして参りました

早い時間を狙って出かけたので、ほとんど人に出会うこともなし

我ながらキレイに撮れたかと思うので、
どうぞみなさまのサイクリングのご参考としてご覧頂きたく掲載致します


マリーナシティや下津方面の山々が見えます。

シーサイドロード上の唯一の信号ポイント。
公式ロゴの表示がありますね。
この信号を北へ10m行くと、太平洋岸自転車道に入るようです。

あ、ここからですね。
「海岸 S-1」というルートの始まりらしい。
和歌浦と終点・加太をつなぐこのルート、距離は31kmあるのですね。

本当によいお天気の日でした

景色を楽しみながら、安心してサイクリングできる道です


ルートの下にある岩場へ降りてみました。
なんだか、いかにも「荒磯」って感じの写真となりました。
そういえば、アート・キューブ横の玉津島神社の展望から下に広がる景観は、
万葉の時代、歌人たちに「荒磯(ありそ)」として歌に詠まれたそうです。
もっと北上し、旭橋のあたりやアート・キューブ付近まで
足を延ばせばよかったのですが…
少々疲れてしまい、ここでシーサイドロードを南に引き返しました

キューブの近くや片男波、雑賀崎の風景なんかも撮影したいものです。
またいつかの機会にご紹介させてください


また砂浜へ降りました。
なんと立派な流木

これはなかなかスゴイ

まるで無人島に流れ着いたかのよう

こりゃ「映え」ますで


流木に腰を下ろしてみました。
向こうに観海閣が見えます。
よく見ると、アート・キューブも写っているはず。
砂浜には、ウェディングフォト撮影中のカップルもいらっしゃいました

最高のロケーションですものね

それにしても、なんて気持ちのよい青空なんでしょう

海辺にいるだけで心地よい。
まるで、裸の全身の素肌が、直に潮風に洗われ浄化されていくかのよう。
いや念のため言いますと、私は決して裸ではなく、しかと服を着ておりました。
とにかくそれほどまでに和歌浦の海は、開放感にあふれていたわけです


海浜植物のハマヒルガオの群落の向こうに、孤高のフィッシャーマンが。
砂浜の女王・キスを狙っていらっしゃるのかな。
写真右に見えるのは淡路島かしら。

和歌浦に勤務していながら、日ごろは海を眺めることも忘れ、
ただただ日々の慌ただしさの中に身を埋もれさせてしまっていた
わたくしC職員。
久々に間近に接した海と空は、実に青くて広かった…
圧倒され、言葉もなく立ち尽くしてしまいました。
でもこの美しさと雄大さは、スマホの撮影では写しきれないし、
どんなに言葉を連ねようとも、筆舌に尽くしがたいものがありましたね


これは別の日の夕暮れ。
その日の日没は18:47とのことで、その時間に合わせて
浜の宮海水浴場に行ってみました。
まん丸な沈む夕日そのものは写せなかったけど、
ちょうど暮れなずむ空と海、マリーナシティやサンブリッジの
シルエットを見ることができました

このサンブリッジを渡ってマリーナシティに入り、ムーンブリッジで
海南のほうに抜ける時も、最高に素晴らしい眺望だと思います

自転車だと、ちょっと勾配がしんどいかもしれませんが…

茜に染まる西の空。
これが季節が冬だと、海の真正面に沈む太陽を堪能できるんです。

これは、砂浜に残るワンコさんの足跡。
朝来た時は、ひと気のない波打ち際で、可愛いゴールデンレトリバーさんを
遊ばせている若いご夫婦を見かけました。
絵に描いたような幸せの情景でしたね

コロナ禍でお出かけも間々ならぬ今日この頃でありますが、
自粛期間明けにでも、「密」を避けて楽しめるサイクリングを
みなさまもぜひ

お天気に恵まれれば、最高の絶景体験ができますよ

ホントにオススメです

そして、これらC職員の撮影…
「自らサイクリング途上に撮った写真」と言いたいところですが、
実はなんと、家の自転車のタイヤが劣化しており乗れず

徒歩でシーサイドロードを取材した次第

もっとサンブリッジを渡ってマリーナシティなどにも行きたかったけど、
さすがに歩きだとキツくて断念しました

みなさまはぜひ自転車で

2021年04月25日
5月のイベント情報☆
ツバメなどの夏鳥が飛び交い、ドングリの花の香が漂い来る、
青葉美しき季節を迎えました

昨年に続き、今年もコロナ禍に見舞われた
ゴールデンウイークとなりますね

何とも苦しい状況が続いています…
そうした中、しっかりとした安全対策を講じた上で、
当館でも催しが予定されています

※この記事を投稿した4/25現在での開催予定です。
変更があった場合、随時お知らせ致します。
イベントに関するリアルタイムな詳細情報は、
主催者さまもしくはアート・キューブまで
直接お問い合わせください。
5月のイベント情報を掲載致します


こちらをクリックすれば、細部まで詳しく表示されます。

主催者フライヤーも掲載します。
5月のイベントはこの2つ


↓ ↓
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5 / 22 ㊏

演劇集団和歌山 企画
● 講演会
「補陀洛渡海
-熊野の持経者と捨身行-」
● 演劇公演 制作発表
『補陀洛への
長い長い旅路』
今年の秋、国民文化祭が和歌山で開催されます

その「紀の国わかやま文化祭2021」への参加作品である
戯曲『補陀洛への長い長い旅路』をテーマとした
演劇集団和歌山さん企画の講演会です。
無料の催事ですが、事前申込が必要。
詳細はフライヤー画像をご参照ください

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5 / 26 ㊌
枠線あり_2-s.jpg)
スケッチ会 (水彩画)
~玉津島神社を描く~
毎年ご好評を頂いている
アート・キューブ自主事業の、
土井久幸先生による絵画ワークショップ。
今年は玉津島神社さんで、
水彩画のスケッチ会を開催します

5 / 3から受付を開始

詳細はまた数日中にアップ致します

2021年04月12日
花ざかりで、かつ飲料豊富となったアート・キューブ…
ここしばらく、更新が滞りっぱなしのアート・キューブのブログ
久々にゆるいネタで投稿してみたく…
Aホール前の芝生広場の手前。
美しく花咲いております

青い花はネモフィラ。
一年草とのことですが、丈夫な草本らしいです。
よくオフシーズンのスキー場などに植えられていますよね。
うちのお花好き職員のSさんがタネから育て上げ、苗にしたものを植え、
ここまで咲かせてくれました
花の見ごろは、長くてもGW頃までかな?と思います。
白い花はノースポール。
キク科の多年草。
清楚でありながら、実に華やかに咲き誇っています。
これは片男波自治会の方から分けていただいた苗です。
S職員のお世話が素晴らしいお蔭で、
「ほんまにきれいに咲いてるなぁ
」
と、自治会長からお褒めのお言葉を頂戴しました
あっ
この画像でみると、まるで一面広大な花畑のようですが…
実際みると、まだごく小規模なお花エリアに過ぎません
これから少しずつ、拡大していけたらいいなと思っています
日々の業務の合間を縫ってコツコツと重ねている植栽のお手入れなので、
なかなか派手な演出はできませんが、ご来館時のみなさまの目を
少しでも楽しませて頂けたら幸いです
ずっとずっと、咲き続けてくれていたらいいのにな
でも命ある花のこと、そうもいかず、時が来れば花期を終えてしまう
命あるもの、有限のものであるからこそ、こんなに美しくもあります
そして、これ。
↓

花畑の中に、かわゆいフンが落ちていることが時々あったものですから…
当ブログを書いているわたくしC職員の目には、フンもまた花々同様の
彩りのひとつとして映じてしまうのですが、
S職員のフンを悲しむ顔を見かね、
ついにキューブ職員の手により制作されたこの看板。
まあまあシブイ出来栄えかと自負しておりますが、いかがなものでしょうか
こちらは、D棟北側の一区画。

ここにも昨年春から地道に植物を植え、気長にお世話をしてきました。
芝生前のと同じネモフィラとノースポール。
紫色は、タイム・ロンギカウリスというシソ科のハーブ。
タイムはC職員の自宅に生えていた葉っぱの元気な先端部を切り取り、超絶の
クローン作製技術を駆使して殖やしたものです。
写真ではわかりませんが、ローズマリーも同様の培養法に成功し、
育っております。
赤色はデイジーで、これも自治会の方から頂いた苗。
黄色はキューブ開館当時から植わっているキク科のガザニア。
アート・キューブの建物と共に18年間ほども生き長らえてきたわけですから、
生命力の強さは語るまでもありません。
でもガザニアは、元々はこのD棟北にはなかったのですが、駐車場周囲に
植わっていたものを昨年我々が株分けし、移植しました。
無事根付いてくれて嬉しいです
タイムとガザニアは、5月頃には最盛期を迎えると思います

これは、去年植えたアジサイ。

花芽がつきました
「春よ恋」というピンクがかわいい品種と、
ブルーが魅力的だった「ごきげんよう」という品種。
2種類植えたのですが、どっちの株がどっちの品種だったか、
実はS職員もC職員も失念してしまいました
施す肥料の種類によって花の色は変わるはずだから、
株の区別はしておきたいところでしたが…
このD棟北区画は小さな桜の木が2種類あり、それは少し前に
花期を終えました。

2種の内、花期が少し遅いほうの八重咲きのサクラがこれ。
淡い色合いのたおやかなサクラの向こうに見える、玉津島神社さんの
新しい鳥居の朱赤が目に鮮やかですね
そうそう、お知らせです

トイレ前の自動販売機、新しい機械に変わりました。
さらに

事務所東側(片男波ストリート沿い)にも、別な一台が出現しております
お手軽な水分補給には、ぜひこの2つの自動販売機のご利用を
でも写真にも写っていますが、アート・キューブ事務所2階には
素敵なカフェ「マーレライ」さんもありますから、まったりされたい方や
お食事の方は、ぜひそちらも
マーレライさんのアイスクリームテイクアウト、人気がありますね
他にも、4月からのアート・キューブの新しいお知らせを
いくつかお伝えしたいところですが、
また日を改めて…

久々にゆるいネタで投稿してみたく…
Aホール前の芝生広場の手前。
美しく花咲いております


青い花はネモフィラ。
一年草とのことですが、丈夫な草本らしいです。
よくオフシーズンのスキー場などに植えられていますよね。
うちのお花好き職員のSさんがタネから育て上げ、苗にしたものを植え、
ここまで咲かせてくれました

花の見ごろは、長くてもGW頃までかな?と思います。
白い花はノースポール。
キク科の多年草。
清楚でありながら、実に華やかに咲き誇っています。
これは片男波自治会の方から分けていただいた苗です。
S職員のお世話が素晴らしいお蔭で、
「ほんまにきれいに咲いてるなぁ

と、自治会長からお褒めのお言葉を頂戴しました

あっ

実際みると、まだごく小規模なお花エリアに過ぎません

これから少しずつ、拡大していけたらいいなと思っています

日々の業務の合間を縫ってコツコツと重ねている植栽のお手入れなので、
なかなか派手な演出はできませんが、ご来館時のみなさまの目を
少しでも楽しませて頂けたら幸いです

ずっとずっと、咲き続けてくれていたらいいのにな

でも命ある花のこと、そうもいかず、時が来れば花期を終えてしまう

命あるもの、有限のものであるからこそ、こんなに美しくもあります

そして、これ。
↓

花畑の中に、かわゆいフンが落ちていることが時々あったものですから…
当ブログを書いているわたくしC職員の目には、フンもまた花々同様の
彩りのひとつとして映じてしまうのですが、
S職員のフンを悲しむ顔を見かね、
ついにキューブ職員の手により制作されたこの看板。
まあまあシブイ出来栄えかと自負しておりますが、いかがなものでしょうか

こちらは、D棟北側の一区画。

ここにも昨年春から地道に植物を植え、気長にお世話をしてきました。
芝生前のと同じネモフィラとノースポール。
紫色は、タイム・ロンギカウリスというシソ科のハーブ。
タイムはC職員の自宅に生えていた葉っぱの元気な先端部を切り取り、超絶の
クローン作製技術を駆使して殖やしたものです。
写真ではわかりませんが、ローズマリーも同様の培養法に成功し、
育っております。
赤色はデイジーで、これも自治会の方から頂いた苗。
黄色はキューブ開館当時から植わっているキク科のガザニア。
アート・キューブの建物と共に18年間ほども生き長らえてきたわけですから、
生命力の強さは語るまでもありません。
でもガザニアは、元々はこのD棟北にはなかったのですが、駐車場周囲に
植わっていたものを昨年我々が株分けし、移植しました。
無事根付いてくれて嬉しいです

タイムとガザニアは、5月頃には最盛期を迎えると思います


これは、去年植えたアジサイ。

花芽がつきました

「春よ恋」というピンクがかわいい品種と、
ブルーが魅力的だった「ごきげんよう」という品種。
2種類植えたのですが、どっちの株がどっちの品種だったか、
実はS職員もC職員も失念してしまいました

施す肥料の種類によって花の色は変わるはずだから、
株の区別はしておきたいところでしたが…

このD棟北区画は小さな桜の木が2種類あり、それは少し前に
花期を終えました。

2種の内、花期が少し遅いほうの八重咲きのサクラがこれ。
淡い色合いのたおやかなサクラの向こうに見える、玉津島神社さんの
新しい鳥居の朱赤が目に鮮やかですね

そうそう、お知らせです


トイレ前の自動販売機、新しい機械に変わりました。
さらに


事務所東側(片男波ストリート沿い)にも、別な一台が出現しております

お手軽な水分補給には、ぜひこの2つの自動販売機のご利用を

でも写真にも写っていますが、アート・キューブ事務所2階には
素敵なカフェ「マーレライ」さんもありますから、まったりされたい方や
お食事の方は、ぜひそちらも

マーレライさんのアイスクリームテイクアウト、人気がありますね

他にも、4月からのアート・キューブの新しいお知らせを
いくつかお伝えしたいところですが、
また日を改めて…
2021年02月21日
3月のイベント情報☆
今日は汗ばむほどの陽気でした

ジュニア駅伝のランナーさんたちがご健闘されているお姿を、事務所の窓辺から
応援させて頂きましたよ


ジンチョウゲの芳香が春の足音を知らせる季節



スギ花粉症の方には、たいへんつらいシーズンでもありますが

野鳥たちも渡りの時期が近づいてきたようで、採餌に励む姿が目につきます

(このエントリの最後にツグミの写真を載っけました

さてさて、3月のアート・キューブイベント情報を掲載致します

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画像の細部が見えにくい場合、こちらをクリック拡大してください。
↓

主催者さんのフライヤー画像も4つ掲載します。
全て、クリックすると拡大表示されます。
↓ ↓ ↓ ↓
3 / 3㊌ ~ 3/13㊏
日本遺産 ”絶景の宝庫 和歌の浦”
フォトコンテスト写真展


昨年9月から11月にかけて実施されたフォトコンテストの入賞20作品、
および地元で活躍される写真家の方の作品を展示。
和歌の浦の美しい風景写真などがたくさん見られるようです

入場無料

3 / 7㊐
第26回
え~む Fresh Consert

ピアノグループえ~む研究会さんによる、アート・キューブでの開催は初めて
となるフレッシュコンサート

入場料500円

3/13㊏
~能楽へのいざない~
絵本とともに楽しむ能
「大会(だいえ)」


小さなお子さまから大人の方までが対象の、分かりやすい能楽セミナー

このセミナーには素晴らしい講師の方々が来てくださるということで、
主催者さまもお喜びのご様子でした

参加費は500円ですが、小学生以下の方は無料とのこと

3/27㊏
バレエがもっと好きになる ―
アーツクラシックバレエ
クラス発表会
アーツクラシックバレエの研究生のみなさんの発表会

入場には招待券が必要となります

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これは、アート・キューブAホール芝生広場にいたツグミです

この鳥を見かけると、「春が近いのか」と実感します。

秋にシベリアのほうから群を成して日本各地に飛来する「冬鳥」ですが、
我々の生活圏でよく目にするのは今の時期かと思います。
3月頃にはまた北に向けて飛び立っていくそうですが、その前に
腹ごしらえをしているのでしょうか?
芝生に顔を突っ込んで何かをついばんだかと思えば、写真のように
顔を上げてキュッと胸を反らし、周囲を窺っています。
ついばんで胸を反らし、テケテケと走ってピタと止まり、また胸を反らしては
数メートル走り…
一連の動作が「だるまさんがころんだ」にたとえられたりもする鳥です。
日本では繁殖行動をしないため、求愛時期の鳴き声である「さえずり」を
聴くことがなく、あたかも「口をつぐんでいる」かのようなので、「ツグミ」という
日本の標準和名がつけられたとのこと。
キューブ周辺では愛らしいメジロも見かけるし、和歌浦湾の干潟にはカモ類や
「旅鳥」のシギ・チドリ類も飛来します。
かわいい写真が撮れたら、またご紹介させてください

緊急事態宣言の成果か、都市部での新型コロナの感染拡大は
減少傾向にあるようですね。
(「下げ止まり」の状態でもありますが

和歌山県はこのところ、ひとケタ台におさまっているようで…
そして、日本でもついに始まったワクチン接種。
まだ「終息」の日は近くはないでしょうが、まずは第一歩

夜明けは必ず訪れるでしょう

くじけず頑張りましょうね

2020年11月07日
黄金の宝物にて、美文字の愛に触れました☆
昨日11/6㈮から11/8㈰までの3日間、アート・キューブのD1展示室では
「筆文字アート展」が開催されています

その作品搬入作業を主催者さんがなさっていた、昨日の午前中のこと。
うちのH職員がD1展示会場前にて、何やら
「アート・キューブ関連の素敵な作品」
を発見したそうなのです

「Cさん、後でぜひ見せてもらってきてよ

とH職員。
普段の当ブログでは、利用者さんの展示会の開催中の内容を
ひとつひとつ取り上げさせて頂くことは難しいのですが…
「アート・キューブ関連の作品」が展示されているとなれば、
これは職員一同で拝見しなければ

というわけで…
H職員から情報を得たブログ担当のわたくしC職員、午後の展示会開始後、
さっそく取材に伺った次第


お部屋に向かうと…
あっ、あれに違いない

D1会場入り口に、大きな作品が立っていました


主催者の小川美穂さんにお願いし、撮影&ブログ掲載を
させて頂くことに

(わざわざ撮影しやすいよう、イーゼルを表に
出してくださり、ありがとうございます


これは…
なんと素晴らしい

わがまちの
かけがえ
のない黄金の宝物と
うつくしいパノラマの世界
みらいへ続く夢の
アーチを渡れば ほら
トキメキいっぱいの
キュートな笑顔が はじけてる
ブラブラ歩いて のんびりゆこう
”ありがとう”の 魔法のことばと共に
「かけがえのない黄金の宝物」とは、
なんと、このアート・キューブのことでございます

(黄金に輝くAホールの写真を撮って後ろに掲載したので、
見てやってくださいませ

「うつくしいパノラマの世界」とは、
もちろんこの和歌の浦の景観

「みらいへ続く夢のアーチ」とは、
そう、キューブすぐ横の不老橋

小川さん、お見事な作品です


そして、こちらこそありがとうございます

書家である小川さんの文字は、当然のことながら
正統な書道の基本を踏まえた、非常にお上手なものであるわけですが…
その「達筆さ」を柔らかくくるんでいるのは、なんとも言えぬ
まろみを帯びた筆のニュアンス。
優しく愛らしく、見ているだけで心が温かくなるような、
とってもスペシャルな美文字なのです

かわいいパステルカラーのイラストと美文字、そして小川さんの
ワードセンスが光るポエム。
それらの融合が、本当に素敵な「美文字アート」を形成しています

こんな素晴らしい作品を当館のために書いてくださって…
いえ、「描いて」くださって、とても光栄でございます

(「絵画」のような美文字ですもの

D1会場内には、たくさんの小川さんの作品やお仲間のみなさんの
作品が展示されていました。
どれも面白い魅力的な作品ばかりですよ

また本日も休憩時間に、昨日お休みで不在だった職員が
作品を見せて頂きに上がりますね

さて、これが「かけがえのない黄金の宝物」こと
アート・キューブのAホール。

黄金色に輝いているのは回転欄間です。
この欄間、普段は開いていることが多いのですが、これは
黄金の輝きがよく見える閉じた状態を撮影。
わたくしC職員には詳しいことはわかりませんが、「こんな回転欄間を採用している施設は
日本でここだけ」と聞いております。

さすがはグッドデザイン賞を受賞した建築物

う~ん、昨日11/6はきれいな空で、実にええ雲が出ておりました



「うつくしいパノラマの世界」こと
和歌の浦の景観でございます。

小川さんが「描いて」いたように
「ブラブラ歩いて のんびりゆこう」
といきたいけれど…
本日11/7は、あいにくの雨天

でも明日はお天気が回復しますよ


話変わってこれは、休日に採取してきたドングリ。
主にクヌギのドングリだけど、アラカシのものも少し。

ゾウムシの幼虫が内部にいると思われるので、穴を開けて出て来られる前に
茹でてしまったC職員

さて、これをどう加工しようか…
もう11月となりましたから、年始の準備として、そろそろ干支作りなど始めたいところです。
でも今年は、例年のようにドングリアートの干支を作る時間はあるのかしら

イノシシやネズミではなくウシとなれば、ドングリで制作するのはちと困難かも

干支制作担当者は、少々頭を抱えております
