2025年03月22日
W.A.cubeブラス演奏会2025開催のご報告

地元の吹奏楽グループによる「W.A.cubeブラス演奏会2025」がと3月16日、当館で開かれました。昨年まで開催されていた「BRASS FESTA」の後継として初めて企画。「W.A.cubeブラス」と「和歌トロ技術研究所」が約20曲も披露し、金管アンサンブルが紡ぎ出す美しい響きに、観覧者約100人は熱心に聴き入っていました。
「W.A.cubeブラス」は「和歌の浦アート・キューブ音楽祭2022」をきっかけに結成され、トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバの6人で編成。ジャズ風にアレンジした賛美歌やリズミカルなマーチ、チューバの音をトラの鳴き声になぞらえた愉快な曲などを巧みに奏でました。「和歌トロ技術研究所」はトロンボーンのみで構成され、トロンボーンの技量アップに努めています。この日は日本の古都をテーマにした曲は荘厳さと華やぎに満ちた音色で、タンゴの名曲は軽快でしっとりとした演奏で魅了しました。
最後は両グループによる合同ステージです。競演により、ジャズやブルースの独特のカラーを重層的に表現。観覧者は盛大な拍手を送っていました。演奏会後のアンケートでは「素敵な音色でゆったりとした休日を過ごさせていただいた」「身近で素晴らしい生演奏を聴けて感謝」と喜びの感想が並んでいました。
※上から「W.A.cubeブラス」▽「和歌トロ技術所」
ご来場予定のみなさまへ
※入場人数制限を実施する場合がございます。
※当館の駐車スペースには限りがございます。
常設駐車場もしくは臨時駐車場(下図)に。
空きがない場合、当館より300m南の
片男波公園(万葉館)等の有料駐車場の
ご利用をお願いいたします。
2025年01月22日
続20周年音楽Festival(1月開催)

当館の開設20周年を記念したイベント「和歌の浦アート・キューブ 続20th Anniversary音楽 Festival 月1発表会」が1月19日に開かれました。昨年9月に再開し、音楽とダンスの発表会が毎月交互に開催され、音楽イベントは今回で最後となります。音楽教室の受講生や地元で著名なピアニストらが登場。磨いた技術と熱意を楽器に託し、会場に響かせていました。
最初にステージに立ったのは「アート・キューブ大人のフルート教室」の7人。フルート奏者の重本千晴さんが当館で開講している講座の受講生がクラシックなどを丁寧に奏でました。10年前に当館であった記念イベントにも参加したメンバーが大半で、「最近では一番上手く音が出ました」と満足そう。続いて、重本さんが加わっているフルート、バイオリン、ピアノ奏者による「Torio Sprendeur」(トリオ✰スプランドゥール)がタンゴのリズムに乗って、情熱的で繊細な演奏を披露しました。
続いて、吹奏楽アンサンブルの「レガーロ室内合奏団」が出演しました。2019年に発足した9人編成の楽団です。2月9日には和歌山城ホールで第2回コンサート(午後5時開場)を控えています。この日は歌謡曲やポップス、アニメのテーマソング、ミュージカルなど多彩なジャンルの曲をテンポ良く、華やかな音色で表現していました。アンコールにも応え、心浮き立つ賑やかなステージとなりました。
トリを飾ったのはピアニストの宮井愛子さんです。和歌山市文化奨励賞の受賞者で、幅広い音楽活動を展開。3月22日には和歌山城ホールでのスペシャルコンサート(午後1時開場)を予定しています。ショパンやベートーヴェン、モーツァルトの名曲を流麗な演奏で会場を魅了。力強さや悲しみといった情感に満ちた奥深い調べは、静かな感動を呼び起こしました。
全体で計16曲が披露され、観覧者約150人はバラエティーに富んだステージを堪能した様子。「想像以上に本格的な演奏会で素敵でした」「素晴らしい内容で、楽しませていただきました」「83歳ですが、元気がでました。大変良かった」との声が寄せられました。
次回の月1発表会はダンスのステージで、2月16日午後1時半、開演します。和歌山武術太極拳研究会▽ミュージカルの「wanna be STARS」▽フラダンスの「Alohi mau loa」▽K-popダンスの「N-Class」が出演します。
上から順にアート・キューブ大人のフルート教室▽レガーロ室内合奏団▽宮井愛子さん
ご来場予定のみなさまへ
※入場人数制限を実施する場合がございます。
※当館の駐車スペースには限りがございます。
常設駐車場もしくは臨時駐車場(下図)に。
空きがない場合、当館より300m南の
片男波公園(万葉館)等の有料駐車場の
ご利用をお願いいたします。
2024年09月19日
第3回和歌の浦DANCE FESTIVAL開催のご報告

「ダンスで和歌山を盛り上げよう」――。地元のさまざまなジャンルのダンスグループが参加する「第3回和歌の浦DANCE FESTIVAL」が9月15日、当館で開かれました。キッズからシニアまで幅広い年齢の14グループ、約140人が出演し、日頃の練習の成果を発表。各グループともダンスにかける情熱がほとばしり、観覧者約200人の心に響く競演となりました。

出演したのは、O’s DANCE Systematic(ジャズダンス)▽Yoko Pasión(サルサダンス)▽WA☆CHぃ~ず(コンテンポラリーダンス)▽Movin Ori Tahiti(タヒチアンダンス)▽ACT Dance Studio Sayu(ストリートダンス)▽Studio LOOSE(シアターダンス)▽オドリアイ(コンテンポラリーダンス)▽Ka Lino Pawalu Hula Studio(フラダンス)▽TR Steps(キッズストリートダンス)▽マラマラマテライ タヒチアンダンススタジオ(タヒチアンダンス)▽ACT Dance Studio Donna(ストリートダンス)▽マルチプライΣ(ヒップホップ)▽Kupu-Kupu(バリ舞踊)▽Bijou Dance Arts(ジャズヒップホップ)。

約2時間半で18ステージがあり、スローテンポで優雅な振り付けや軽やかなステップで激しい動きのパフォーマンス、創造力あふれ自在に体をくねらせる表現など各グループがそれぞれの特徴を生かしたダンス約30曲を披露。華やかなで賑やかな舞台に、観覧者から盛大な拍手が送られていました。また、各グループの指導者によるミニパフォーマンスもあり、切れのある身のこなしが独特のオーラを放っていました。







2024年09月12日
9月開催の続20th 音楽Festival 月1発表会開催のご報告

当館の開設20周年を記念したイベント「和歌の浦アート・キューブ 続20th Anniversary 音楽 Festival 月1発表会」が9月8日に開かれました。Anniversary Festivalは昨年に始まりましたが、会場となるAホールの空調故障が原因で延期に。今年に入って復旧したため、「続20th」と銘打ち再スタートを切り、昨年取りやめになった6回分を9月から来年2月まで開催することになりました。
9月は音楽のステージで、4団体が出演しました。結成3年目の6人組バンド「Sunny Place BAND」は懐かしの洋楽のロックの名曲などを熱演。「小谷ギター教室」はギターやウクレレを演奏した小学生から大学生までの4人全員が初舞台で、懸命に楽器をつま弾きました。ライブ活動を展開している「Hal」はスローバラードのオリジナル曲を中心にしっとりと歌い上げました。最後に登場したのがゴスペルクワイアの「Orange Soul Connection」。歌う喜びに満ちあふれたメンバー24人が迫力満点のハーモニーを会場に響かせました。
4団体で計21曲が披露され、訪れた観覧者約120人はそれぞれの団体の特色あふれる音楽を楽しんでいました。イベント後には「中高年のパワーと若人の素直な調べに感動」「初めて来たが、音楽の好きな方の姿を見て元気をもらった」との声が寄せられました。
次回の月1発表会はダンスで、10月6日午後1時半、開演予定です。




※上から順にSunny Place BAND▽小谷ギター教室▽Hal▽Orange Soul Connection

2024年04月29日
ブラスフェスタ開催のご報告

和歌山のアマチュア金管楽器奏者の祭典「第17回BRASS FESTA」が3月31日、当館Aホールで開かれました。金管アンサンブル6団体がそれぞれの団体のカラーに染めた音色を高らかに鳴り響かせました。会場には満席となる約200人の観覧者が訪れ、金管楽器が織りなす迫力ある演奏を堪能していました。


ステージに立ったのは、当館の音楽祭をきっかけに結成された「W.A.cube ブラス」▽BRASS FESTA参加のためだけに集まる「ZUNDOCO BRASS」▽「和歌山大学吹奏楽団」の10人による金管チーム▽トローンボーンのみで編成する「和歌トロ技術研究所」▽日本情緒に満ちた曲に挑戦した「Brethren DUB Sounds(ブレスレン・ダブ・サウンズ)」▽20歳代の若手演奏家をメンバーとする「Felice Ensemble」(フェリーチェ・アンサンブル) 。映画音楽やアニメ音楽、ジャズの名曲、コンクールの課題曲などさまざまなジャンルの計17曲を披露しました。明和、海南第三、岩出第二の各中学校の吹奏楽部メンバーも加わって、総勢約50人で高校野球の応援曲としてもお馴染みの「アフリカンシンフォニー」などを合奏。祭典にふさわしく賑やかで心浮き立つ曲が続き、観覧者から大きな拍手が起きていました。


最後に今回を区切りに「BRASS FESTA」の休止が発表されました。観覧者からは「素敵なアンサンブルを聴けて、またの開催を楽しみにしています」「とても迫力があり、感動しました。是非とも続けてほしい」などの声が寄せられました。


写真は上からW.A.cube ブラス▽ZUNDOCO BRASS▽和歌山大学吹奏楽団▽和歌トロ技術研究所▽Brethren DUB Sounds▽Felice Ensemble

2024年03月29日
苔テラリウムづくり教室開催ご報告


教室では、必要な材料が用意され、まずは土の入ったガラスポットに、多様な形をした石を選んで置きます。講師は「石ばっかりにして、石テラリウムにしないように」と声掛け。ハケで土に傾斜を付けたり、大小の石の配置により遠近感を出すなど工夫を凝らします。水をかけて全体を固定した後、川や道に見立てて青や白色の化粧砂を散りばめます。「手前で幅を広げ、末広がりにした方が見栄えが良いですよ」「砂をかくと、下の土が出るからダメですよ」などさまざまなアドバイスに、受講生は耳を傾けながら作業を進めます。

最後に主役の苔の登場です。カサゴケやタマゴケなど形状や毛並み、色合いの異なる8種類から好みに合わせて選択し、苔の組み合わせで立体感を醸し出します。受講生は全体のバランスを考慮しながら、形を整えた苔をピンセットで慎重に移します。「苔を使い過ぎてジャングルみたいになった」と笑い声も起きていました。

受講生は作品の出来栄えに満足そうで、「初めての体験でしたが、先生に分かりやすく教えていただき、なんとか完成させました」「すごく楽しく、かわいい作品が出来てうれしかった。大切に育てます」と喜んでいました。
受講生が制作した「苔テラリウム」


2023年02月10日
「健康な体づくり教室」のご報告☆
開催から1か月以上過ぎてしまいスミマセン

遅くなりましたが、12月に開催したワークショップのご報告をいたします


講師は、コンディショニング・トレーナーの橋本葉子先生

メディカルスポーツトレーナーのスクールに学ばれ、他にもヨガや整体、療法士など…実に様々な分野の資格をお持ちです。
その多岐にわたる知識と経験を活用し、あらゆる側面から「心身の調整のお手伝い」をしてくれるのが、「コンディショニング・トレーナー」である橋本先生のお仕事。
人間の身体(心身)の状態を左右する要素には、運動、姿勢、呼吸、睡眠、食事、メンタル…色々なものがあります。
今回のワークショップで橋本先生は、良い身体の動かし方や良い姿勢、呼吸法などを教えてくれました。
先生は当然難しい理論なども色々ご存じなわけですが、ワークショップは私たち誰でもがすぐに実践できる構成となっていました

私たちは日常生活の中で…
日々、特に意識することもなく、歩いて立って座って呼吸して…「普通」に「当たり前」に暮らしています。
しかしそうして人生を重ねていく内に、肩凝りや腰痛などあちこちに慢性的な不調が生じ、お腹もぽっこり出っ張って体型が崩れてくる…
そんな不調や体型の崩れって、果たして「生きてたら当然のこと」「トシだから仕方ない」「毎日頑張ってる証だよ」と受容するしかないものでしょうか

いいえ、諦めなくてもいいんです

体の痛みにもぽっこりお腹にも「原因」はあるのだから。
長年「当たり前」に続けてきた動き方や姿勢、呼吸を見直し、その正しい方法を知って実践すれば…私たちの毎日は変わるはず

さあ、健康な体づくりの方法を、橋本先生から教わっていきましょう

ラジオ体操を中心に進めていくこの全4回のワークショップですが…
毎回、ラジオ体操のさらにその前に、以下の準備体操を行いました。

「さする」「撫でる」「触れる」というセルフケア

手のひらをこすり合わせるところから始まり、頭から足先のほうまで…
ひとつしかない自分の大切な体を慈しむように行います

その後、音楽に合わせて…おなじみの「ラジオ体操 第1」を


子どもの頃からみんな知っているラジオ体操。
すっかり動きは身についている…はずなのですが…
でも、正しくしっかりとできているかどうか??
そう改めて問われると、ちょっと自信がなくなりますね

広く人々に知られており、全身の筋肉や関節をまんべんなく使った運動であるという2つの観点から考えて…
これほど優れた健康体操は、他に存在しないかもしれません

でも、だからこそ、本当に正しく行いたいものです


上記のように、たとえば腕の運動である2番目と3番目の動きは…
首肩まわりの血行促進や、肩凝り予防に効果があるものです。
でも、ひとつ間違うと、逆に「肩凝らせ運動」になってしまうなんて、なんかちょっとショックだったり

日本人は頑張り屋さん。
何をするにしても、一生懸命「肩に力を入れて」取り組んでしまいがち

でも腕の運動は、肩の力を抜いて行いましょう。
「腕を上げるというのは、肩が下がるからできる動き」とは…ちょっと目からウロコです

なお、ラジオ体操を効果的に行うためには、呼吸の仕方も大事なのです。
呼吸は止めずに行います。
「伸びる/腕を挙げる動き」⇒吸う
「曲げる/腕を下ろす動き」⇒吐く
の場合が多いようです。
全4回のワークショップには、毎回2つずつのテーマも設けて進めました。
ラジオ体操をベースとした体操のテーマ



この12/2は初回ワークということで、まず「ラジオ体操の再確認」に重点を置きました。
その後、ヨガ実践による「血圧の安定化」を検証。
参加者さんの中から数名の方の血圧を測定し、「ビフォーアフター」を比較すると…
確かに



そしてこの第二回目ワークは「首肩ほぐし」と、前回とはまた別の「ヨガの呼吸法」。
前述のラジオ体操「腕の運動」(2番目と3番目)の検証は、この日に行ったものです。
首や肩に疲れを感じやすい現代人ですが、その原因は肩だけではなく他の部位に原因があることも…
呼吸法ではまず、リラックス目的のものと集中したい時のものを実践。
両者は実践する際の「体勢」も「吸い方/吐き方」も違います。
その2つの呼吸法は比較的わかり易かったから、日常生活でもすぐ取り入れられそう

でも、その後教えてくれたヨガの本格的な呼吸法はちょっと複雑で…身につけるにはもっとじっくり練習しないと


第三回目の「腰ほぐし」テーマでは、ラジオ体操の中の「横に曲げる運動」(5番目)や「前後に曲げる運動」(6番目)、「ねじる運動」(7番目)を取り上げ、正しいやり方を検証。
3つの運動に共通しているのは、「足腰は安定させたまま行う」ということですね

伸ばす場所、力を入れる場所、力を抜く場所…
それぞれどこがポイントなのか

これらの運動の目的が何であるかを知らず、乱暴に間違った方向へ力任せに曲げたり回したりすれば、効果がないばかりか体を痛めてしまうかも

先生はこうおっしゃっています。
「身体のために行う体操です」
「ムキにならない、頑張り過ぎない」
「体は大切に動かします」
「痛みや違和感があったら一旦止まる」
「無理のない、体が喜ぶ動かし方を」
そうですね…
長い人生、無理して頑張らねばならない正念場は何度も訪れます。
でもこの体操は、身体を大切に思い、良くするためのものだから。
「ここ一番


たった一つの大切な自分の体、大事にしないと

そして後半では「気功体操」を何種類か実践。
気功の基本はこの3つ。
「調身」は、正しい動作により姿勢の歪みを調え、体のバランスを回復。
「調息」は、無意識の呼吸を意識的にゆっくり長く行う。
「調心」は、穏やかに静かに集中する。
たくさんある気功体操の中から、今回は5つを教えてくれました。

最終日のワークでは…
ついに、女子たちの最大関心事


ワークショップ全4回にわたってずっと橋本先生に来ていただきましたが、そのお姿や動きの美しさを常に感じていた、令和4年12月の毎週金曜日でした

今回のブログ記事のトップに掲載した写真なんて、もはやアート作品みたいです

(当館Aホールの窓から差し入る陽光の輝きを受けた「5:体を横に曲げる体操」をしている橋本先生のシルエット

先生のように美しい姿勢や動き、正しい呼吸法を長く実践していると、やがて体型も理想的なものに変わっていくのでしょう。
この最終日ワークでは、骨盤が正しい角度となっているかどうかをチェックしました。
体の真ん中にオレンジ色のポールが来るように…痛みがない中心を探して座ります。
ポールを用いても痛くないその座り姿勢は、骨盤がきちんと立った状態

座り姿勢にせよ立ち姿勢にせよ、とにかく体の「要」となるのは、文字通り「腰」のあたり。
そして、その内部にある骨盤を正しい向きに立てることが重要なのです。
ほぼどんな姿勢や動作をする時であっても、それは共通して言えることのようですね。
「お尻やお腹を内側に集めて、頭は上に吊るされているような姿勢」を心がければ、骨盤は立ちます

その筋肉使いをした時の自分のお腹を見てみると…ぽっこりしていないはず

ついつい肩や背中など、上半身の背面にばかり力が入ってしまい、その周辺が凝ったり痛みが生じたりする現代人。
それでいて下半身や腹側はおろそかになり、やがて高齢になると足腰が弱ってしまう。
でも、理想はその逆


「足腰でしっかり体を支え、肩や背中はもっと緩めている」状態こそが、猫背でも反り腰でもない、本当に正しい姿勢なのです

「骨盤を立てて上半身は脱力する」って、はじめは難しいかも

長年の無意識のクセを改めるのは簡単じゃないけど、でもどなた様もぜひ一度お試しを

やってみれば、「あれ?何だか体がラクかも」「なんか気持ちいい」という感覚があると思います

意識的に試みて、体に良いクセづけをしてあげてください

健康で美しい心身を手に入れることは、決して叶わぬ夢ではありません

今回のワークショップ参加者の皆さんからは、以下のようなお声を頂きました。
「再確認してみて、ラジオ体操の見方が変わった」
「楽しかったし、すごくいい体験ができた」
「今後の日常生活に役立ちそう」
「少しずつ取り入れたい」
「呼吸法がこれほど難しいとは。もっと継続して勉強したい」
「難しいから自分だけで続ける自信がない。長期の教室をやってほしい」
「同じ教室にまた参加したい」
そうですね、確かにヨガや気功の呼吸法は、奥が深くて難しい

家での自習だと、地道に続けるモチベーションも保ちにくいし

もっとじっくり橋本先生に教えていただきたいですよね

健康な体づくり教室はまた令和5年度も開催を予定しておりますので、次回もどうぞよろしくお願いいたします

2023年01月11日
大人の粘土教室~干支のうさぎ作り~ ご報告!
昨年度の第1回に続き、今回が第2回目となった「大人の粘土教室」

12/3(造形)と12/10(着色)の2日間のご参加で、ひとつの作品が完成するワークショップです。
年末のお忙しい中でしたが、お集まりいただいた参加者の皆さん、ありがとうございました


今回のワークショップでは下の写真のように、手回しろくろを用意しました。
昨年の熱心な参加者さんの中には、制作に熱中するあまり作品の周りを行ったり来たりクルクル回転している方もいらっしゃって…
しかしろくろを導入した今回、作品が回ってくれるので制作者自ら回転運動をする必要はなくなりました。
これでどっしり腰を据えて制作に励んでいただけるはず


また今回、使う粘土の質を吟味し、うさぎの目玉や仕上げ用の飾り紐も用意したので、作品の完成度はさらに上がると思われます

さあ、講師を務める当館いのたか職員と共に、かわいらしい干支うさぎ作りを開始しましょう


講師が作った針金の骨組みに、まず粘土で大まかな肉付けをしていき、顔に目玉を挿し込みます。
やっぱり「目」が入ると作品に生命が宿ったような感じがして、うさぎ完成へのイマジネーションがグッと膨らんできますね

筋肉や脂肪の付き方などを考えて体つきを整え、細部も作り込んでいきます。
当館でご用意した動物図鑑やウサギの写真、そしていのたか職員作成の制作マニュアル等を参考に…
さらにご自身のスマホ等でウサギ画像や卯の置物などを検索したり…
各種資料と自分の作品を見比べつつ、皆さんとても集中して作っておられます。
顔のパーツや耳の形、四肢の指先、毛並みなどの細かい部分にはヘラ類を使用

午前10時~午後2時の4時間の教室でしたが、皆さんほぼ2時間ほどで造形段階は仕上がった感じです

作品は12/10までの1週間、当館でお預かりしている間に乾燥させましょう


さて、1週間ぶりに作品と再会した皆さん

まずは粘土の表面をヤスリ等でなめらかに整え、その後着色開始

何色のうさぎにしようかな?と、この1週間考えておられたのでしょうか

あるいは造形時から既に、着色も含めて全体の構想が決まっていた人もいらっしゃるような

皆さん思い思いの色をパレットに作り、そして塗り方も皆それぞれ。
全体を均一にしっかり塗る人、いのたか講師が作った見本のパンダうさぎ柄を目指す人、粘土の白い部分も生かしてサラリと軽く色を載せる人、いかにも干支らしい白うさぎに塗りあげる人、白地に民芸調の柄を描く人…
そして着色が出来上がったら乾燥させ、仕上げのニスを塗って完成

素朴な質感を出すため、ニスは塗らずに完成した人もいらっしゃいました。

いかがでしょう、どれも素晴らしい出来上がりですね

余った粘土で子うさぎを作った人も多かったのですが、子うさぎをポップなカラーに仕上げたらすごく可愛い

親うさぎとペアの民芸調柄というのもステキ

飾りヒモを結んだり、写真のような敷物の上に座らせてあげたら、お正月の干支らしさがさらにアップします

制作の様子を拝見していると、制作工程が進んでいくにつれ、皆さんとても愛おしげな手つきで自作のうさぎさんに接しておられるようでした。
皆さん、思い入れたっぷりの干支うさぎさんと共に、楽しく新年を迎えられたのでしょうか

ワークショップ参加者アンケートでは、
「初めてだったけど、親切に指導してくれて楽しく物づくりに取り組めた」
「大人になっても夢中で没頭できる時間が貴重だと思う」
「年の瀬の気忙しさからいっとき解放され、満足いく作品ができて嬉しかった」
「また来年の干支も作りたい」
といったご感想を頂けました

そう、卯の次の干支は辰

一年後の辰づくりワークショップも開催する予定ですので、またどうぞよろしくお願いします

ジャンプ力があり子だくさんなうさぎの年である令和5年。
皆さんの今年1年が、飛躍めざましく新たなものをたくさん生み出す素晴らしい年となるようお祈りいたします

アート・キューブにとっても、令和5年は創立20周年を迎える特別な年。
より良い施設となるように精進し、新年度に開催する色々なイベントで皆さんが楽しんでいただけるよう精一杯頑張ります

2023年01月04日
アート・キューブより新年のご挨拶☆

輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます

旧年中、利用者の皆様や地域の皆様から賜りましたご厚情に対し、アート・キューブ職員一同、心より御礼申し上げます

コロナ禍も3年を過ぎました。
本年中にはきっと安らかな日常を取り戻せる

明るく前向きに頑張っていきましょう


(1/4に芝生広場前から和歌浦湾を撮影)
天候に恵まれ、穏やかな年始を迎えることができましたね

本日1/4㈬、アート・キューブの仕事初め。
年末に職員が手作りした門松も、ご覧の通り元気です

門松を正面から見た写真も載せます。
仕事納めの日に、多目的ホールAの舞台にもお供えをしております。
本年の当館利用者様のますますのご活躍と、当館主催イベントの成功を祈念いたします

7月に創立20周年を迎えるアート・キューブでは、新年度に多くの自主事業開催を予定しております

令和5年の干支・卯の粘土細工


年末の干支づくりワークショップ講師をつとめている、当館いのたか職員の作品です

令和5年も和歌の浦アート・キューブを何卒よろしくお願い申し上げます

2022年12月28日
干支引き継ぎ式と門松作り
令和5年は卯年

アート・キューブでは毎年末、地元和歌浦地区にお住まいの方にお願いし、エントランスに飾る
新年の干支パネルを制作しています。
去りゆく令和4年の寅パネル

来たる令和5年の卯パネル

新旧の干支による引き継ぎ式が、今年末も当館エントランスにて執り行われました。
本家の通天閣引き継ぎ式に勝るとも劣らぬ、まことに素晴らしいバトンタッチセレモニー

たいへん神聖な儀式ではありますが、特に非公開でも撮影不可でもございません。
それにも関わらず、引き継ぎを行う彼らを見守っていたのはなぜか我々アート・キューブ職員のみ…
我々がカメラにおさめた超貴重な干支引き継ぎ場面を、広く皆様にご覧いただきたくここに公開いたします


さすがにマスク生活3年ともなると、ダジャレ口上にもどこか心の余裕?が感じられます。
どうやら卯の口上は、かの昭和の都市伝説をモチーフにしたものかと…
有名なマスク美女伝説に着想を得て、「ウ」を3つも重ねるダジャレ創作に成功した新干支の卯


ニューイヤースターに相応しい実力を備えているようで、まことに頼もしい限り

令和5年卯年には、大いに期待が持てそうですね

そして、新年の年神様をお迎えするために…
今年末もアート・キューブ職員たちで門松の制作をいたしました

平成29年以降、門松作りはアート・キューブの年末恒例行事となっているのです。
昨年のお正月飾りにはお洒落なスワッグをチョイスしてみたのですが、今年はまた職員の手による門松制作が復活

制作工程を図解にしてみました



年明けの投稿で、エントランスへの門松設置写真をお披露目しますね

ちなみに、過去のお正月準備の投稿記事はこちら
↓ ↓
2021/12/27投稿
2021/01/04投稿
さて…
和歌の浦アート・キューブは、本日12/28㈬が仕事納め。
今年最終日ということで、アート・キューブAホールすぐ横の不老橋付近を、職員たちで清掃いたしました

このあたりの景観の素晴らしさは、アート・キューブが誇るセールスポイントのひとつ

その借景への日頃の感謝をこめて、枯れた松葉を掃いて集める職員たち↓

橋の向こうは、いつもお世話になっている玉津島神社さん。
これで参拝者の方々にも、気持ちよく初詣をしていただけるでしょうか

(どうか休館中に、また松葉が落ちませんように…

新年の和歌の浦アート・キューブは、1/4㈬から開館いたします

歳末の寒さが身に沁みますね

皆様お風邪を召されぬようご自愛なさり、どうぞよき新年をお迎えくださいませ

Posted by 和歌の浦アート・キューブ at
17:02
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