2024年08月02日
おやこでリトミックのご報告

「夏をあそぼう!おやこでリトミック」と題したイベントが7月27日に開かれました。リトミックとは音楽に合わせ、体を動かし表現力を養う音楽教育で、当館では初めて。1歳から5歳までの子どもと保護者計約30人が受講し、はしゃぎ声や笑い声が絶えないにぎやかな催しとなりました。
リトミック研究センター指導者資格講師で保育士の峯奈緒香さんが進行役を務め、ピアノ講師の森本麻子さんが進行に合わせたキーボードの演奏で効果を高めます。


内容はストーリー仕立てで、子どもたちが主人公として参加する工夫がなされています。まず、峯さんが絵本「せんろはつづく」を読み上げます。トンネルを掘り、池を迂回し線路を伸ばしていく内容で、絵本が終わると、子どもたちはハンドルに見立ての緑色の輪っ架を回し、列車の運転手気分。やがて森に到着すると、冒険の始まりです。近寄ってくるトラに死んだふりをしてやりすごしたり、元気よく歩いたり。続く海のシーンでは、乙姫にふんした峯さんから渡された色とりどりのスカーフを使って、魚の動きを表現しました。海の生物を題材にしたクイズもあり、元気よく答える子どもの姿も。
受講後のアンケートでは「音楽があるだけで本を読むのも身体を動かすのもこんなに楽しくなるんだと感じました」「親子で物語の世界観に入り込んで楽しい時間をすごしました」との感想が寄せられました。


