2020年04月25日
●●アート・キューブ臨時休館のお知らせ●●

新型コロナウイルス
感染拡大防止のため
和歌の浦アート・キューブは
以下の期間中
臨時休館 致します。
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令和2年
4月25日 ㊏ から
当面の間
※ 休館日程が変更や延長となった場合、
HPや当ブログにて随時情報を更新致します。
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なお、次の業務につきましては
臨時休館中も引き続き
実施いたします。
● 施設使用申請の手続き
● 電話によるお問い合わせへの対応
(臨時休館中の受付営業時間…9:00~17:15)
利用者のみなさまにはご不便をおかけ致しますが、
ご理解とご協力のほど
何卒よろしくお願い申し上げます。
和歌の浦アート・キューブ
073-445-1188
2020年04月24日
5月の…イベントは…
もうすぐ、風薫る5月

本来ならば、絶好の行楽シーズンであり、あちこちで各種イベントが盛んに開かれる時期であります。
しかし、新型コロナウイルスの猛威が収束する気配はまだ見えず…
緊急事態宣言の対象地域は、先週ついに全国に拡大されました

宣言の期間はGWまでとなっていますが、その先は果たしてどうなるのでしょう

そして、先般よりみなさまに利用自粛をお願いしている状態のアート・キューブにおいても、
5月開催の
イベント情報は
ございません

発表会や展示会が予定されていたのに…
みなさん、半年も一年も前からお部屋をおさえてくれていたというのに…
施設予約の抽選受付日の朝、わざわざ窓口に並んでくださった方々も…
せっかく、練習や準備、制作に日々励んでおられたというのに…
と、せめて愚痴らせてくださいませ

新型コロナ肺炎に罹患して闘病中の人々や、崩壊寸前の医療体制の中で感染リスクにもさらされつつ働いている医療従事者…
休業補償もないままに、長期間休まざるを得ない状況に追い込まれている事業者や労働者…
その他にも、コロナの影響で人生を左右する事態に直面している多くの人々…
そうした皆さんのことを思えば、イベントの中止は「ささいな出来事」とみなされるのかもしれません。
確かに、アートやエンターテイメントでは、今まさに危機にさらされている生命そのものを、直接的に救済することはできない。
極限状態においては、最も後回しにされて然るべき分野のひとつが、芸術や文化といったものなのでしょう。
でも、どれほどシビアな状況下にあっても、人間の緊張の持続力には限界があります。
適宜、休息や癒しを取り入れなければ、心も体ももたない。
命のやりとりの嵐の中に身を置く医療者は、肉体的にはもちろん、精神的な疲弊も相当なものだと聞きます。
イタリアの新型コロナ治療の最前線病院の屋上で奏でられたヴァイオリンの音色に、地上の隔離テント内で働く防護服姿の医療者たちは、一瞬疲労を忘れて歓声を上げたそうです。
瀬戸際にいる「今」だからこそ。
そしていつか訪れる、コロナ禍を脱した「平和な日常」への架け橋として。
我々は、豊かな人間性の証である芸術や文化の火を、決して絶やしてはならないと思うのです

アート・キューブも…
公共の芸術文化施設として、今できることが何なのかを、考えています。
市民のみなさんに、利用自粛をお願いしている今でも。
当面の自主事業を、全て中止せねばならない今でも。
何ができるのか?
今だからこそできる、何か。
そして…
そして…
えっと、とりあえず…
あれこれ考えたわたくしカメモト職員らは、D棟北側の桜に肥料を施した次第


花が終わった後の「お礼肥」というやつですね。
枝の伸びた先端部の真下あたり…
つまりこの木たちの場合、幹の周囲の半径100~150cmくらいでしょうかね。
木の周囲に円状に遅効性の肥料を撒き、浅く土を掘ってすき込みました。
肥料は、やらなくて木が枯れることはあまりなくても、やり過ぎで枯らすことは結構あるようで…
桜の場合、原種に近いものほど肥料は不要のようですね。
この桜たちがどれほど肥料を必要とする品種なのかは、よく判りません

でも、毎年驚くほど花が少ないのは、きっと肥料不足だからかと

日々の業務に追われて肥料のことなど忘れていたわけですが、新型コロナ禍の今、ついに我々は施肥のため立ち上がったわけです

(今までゴメンよ桜たち)
なお画像に写っているのは、3月から新たにキューブにやってきたS職員。
これは、8の字公園を管理している自治会の方から分けてもらったハナモモの枝。
↓

切りたての枝を、無造作に自転車置き場横の半日陰にグザッと挿していたのですが、まさかまさか、なんだか根付いたような…



このように、葉っぱが出てきたのです

すごくないですか

うまくこのまま育ちそうなら、いずれ桜の近くに植え替えたいものです

でも、素人がやってうまくいくかしら

しかし…
たとえ自粛状態であっても、アート・キューブは決して、肥料を撒いたり植樹に励んだりしているだけではありません

本当です!
数カ月先に予定している事業の準備等は、怠りなく行っております

ただそれも、今後のコロナの動向次第で、どうなっていくかは先が見えない状態ですが…

2020年04月12日
●● 新型コロナウイルス感染拡大にともなう利用自粛のお願い ●●
新型コロナウイルスの
全国的な感染拡大状況を受け、
和歌山市は
アート・キューブの利用自粛要請
を公表しました。
練習や発表で当館施設を
利用される予定のみなさまに
ご利用の再検討を
お願いすると共に、
キューブの主催する
自主事業については当面中止
と致します。
ご検討の上で
やはり当館を利用なさる場合、
「3密」を防止する等の
対策を講じて頂きたく、
みなさまにお願い申し上げます

詳細はこちらです

↓↓↓

↑
このデータが正常に表示されない場合、こちらのページ内の画像をクリックしてご覧ください。
http://wakanouraartcube.web.fc2.com/info.html
感染が拡大しているこの状況が、
一日でも早く収束することを…
そして、どうかどうか新型コロナ完全終息の日を、
いつか世界が迎えられるよう…
心より祈っております

2020年04月12日
ネズカップルのキューブガーデン散策☆
令和2年4月7日、ついに日本でも、感染拡大地域に緊急事態宣言が発出されました

各方面に多大な経済的ダメージを及ぼすこの状況を、何とか早く脱出したいものですね

「3密」を避けることが強く呼びかけられ、全国民が不要不急の外出を自粛している現状…
そんな長い自宅待機に疲れた我々のために、芸能人のみなさんがあれこれ趣向を凝らした動画を配信してくれています

我がアート・キューブも、何か人々にwebで提供できるネタはないものか

わたくしブログ担当C職員がそう考えていたところ、受付カウンターから何やらヒソヒソと声が聞こえてきて…

昨年末、C職員がドングリで作った令和2年の干支たち…
そのドングリネズミの中から、実はバレンタインデーにカップルが誕生していました

ふたりの名は、 鼠年(ネズトシ) と 子々(ネネ)

この2カ月、ふたりはキューブ事務所カウンター上の愛の巣で、ラブラブな蜜月を過ごしていたようです

が、さすがにこの半径5㎝の円内にずぅ~っと籠っているのには疲れた様子。
C職員が耳にしたのは、気晴らしに外出をしようかという相談でした。
おそらく人に出会うことはあまりなさそうなお散歩…
ならば、今のこの状況でも快く送り出してやりましょう

というか、ひそかについて行ってみることにしたC職員

なんか面白いものが見られるかもしれんし


↑
彼らはこの図のコース上をウロつくらしい。
我々人間にはわずかな距離でも、彼らはドングリサイズのネズミ。
ちょっとしたハイキングコースですね




チョロチョロと中庭を抜け、D1北側の桜でお花見と洒落こむようです。

先日ブログに掲載した桜の木はもう花が散りましたが、隣のもう1本が艶やかに花開いています


なんと樹上でお花見…うまく登れるのでしょうか?
見守りましょう


まだ付き合って2か月ならば、「花よりキミのほうがずっとキレイだよ

ネズトシさんはシャイな男子なのでしょう。
桜の木を降り、駐車場の植え込みへ歩いていきました。

ネネちゃんはちょっとイタイ女子かも…
このままトシ取ったら、白雪姫の継母みたいな難儀なオバサンになりそう。

「楚々とした」って、自分で言うセリフではないかと


ユリの花粉とかだと、服に付くとなかなか取れないんですよね。
ポピーなら、顔を洗えばたぶん取れるでしょう。

ネズトシさん、彼女にいいとこ見せたくて、花の知識をひけらかしています。
花言葉までは知らないようですが


デートであんまり講釈たれる男は面倒かも?
が、人の話を聞かないネネちゃんには通じてないような

ま、ふたりのキューブガーデン散策はこんな感じでした。
特に濃厚なラブシーンなどはなかったが、いささか噛み合わないやりとりには笑えました

C職員はいちいち手厳しいツッコミを入れてしまいましたが、相手はちっちゃなネズミ、実にほほえましいもんです

今後も彼らの様子はひそかに観察を続け、またおバカな場面など目撃したらご報告致しましょうぞ

退屈なさっている方がいらしたら、覗いてやってくださいませ
