2020年11月29日

12月の予約抽選日は12/2です!

12月の予約抽選日
について、お知らせ致しますik_20



毎月1日に行っている予約抽選ですが、
12月は 12/2㈬ となります。
(12/1は火曜日であるため、アート・キューブは休館日)

抽選会にいらっしゃるご予定の方におかれましては、
よろしくお願い申し上げますik_70




*~*~*~ 令和2年12月 *~*~*~
*~*~ik_49アート・キューブ抽選会ik_49*~*~




ik_18抽選日時ik_18

令和2年
(2020年)
12/2㈬
窓口受付10:00~
電話受付10:30~





ik_18抽選対象ik_18

令和3年
(2021年)
12/1㈬ ~ 12/27㈪ 分の
A ホール
(およびAと併用のアトリエ) 

令和3年
(2021年)
6/2㈬ ~6/30㈬ 分の
アトリエ B ・C ・D





  

Posted by 和歌の浦アート・キューブ at 10:14Comments(0)★お知らせご注意事項(attention&caution)

2020年11月27日

12月のイベント情報☆


暖かい日が続いていましたが…
さすがに師走が近づき、風の冷たさを少し実感するようになりました。
暖冬だった昨年とは違い、「この冬は普通に寒くなる」とは、
今朝みたテレビの気象予報士さんのお話icon04


先日からアート・キューブ事業「ダンスワークショップ」も始まっていますik_94
11月から1月にかけての一番寒い時期に開催する全6回のワークですが、
体調を崩さないよう気を付けて頑張っていきましょうねface02
1/24㈰の発表公演後には、当ブログでもワークショップの様子を
ご報告させて頂く予定ですicon06ik_08






さて、
2020年12月
アート・キューブ
イベント一覧

を作成したので、アップ致しますik_20










上の画像の細部が見えにくい場合、
こちらのサムネイルをクリックしてください。
大きな画像が拡大表示され、細部も見ることが可能です。
 ↓↓↓







イベント一覧表の通り、12月のイベントは2件ik_62ik_60

主催者さんのフライヤー画像がありますので、
そちらも掲載致します。
サムネイルなので、クリック拡大してご覧ください。
 ↓↓↓


12/12㊏
VIOLINIST RYOMA
IN WAKAYAMA
CHRISTMAS LIVE



12/20㊐
第18回
みずほ音楽教室
発表会










全国で感染が拡大している、「コロナ第三波」のさなか…
主催者さんはみなさま、最大限の感染拡大防止策を講じられ、
慎重にイベント開催に臨まれていますicon21
(会場への入場人数制限、入場時の検温、名簿作成、
定期的な室内の換気など)
もちろんアート・キューブも、各種自主事業の際は同様に
感染防止のための配慮を致しておりますik_20

ご来場のみなさまも、日々の体調管理、お出かけの際のマスク着用や
手指の消毒、密を避ける等へのご協力を、
どうぞよろしくお願い申し上げますik_70

冬になり気温と湿度が低下するほどに、寒さで換気が辛くなったり
ウイルス感染リスクが高まったりします。
長引くwithコロナの生活は本当に辛いですが、
我慢と努力と工夫でなんとか乗り切るしかないですねface07
医療体制がとても厳しい状況となっている地域もたくさんあります。
和歌山も決して油断してはなりませんねik_85
早く良い薬ができてくれることをただただ祈るばかりですicon10



  

Posted by 和歌の浦アート・キューブ at 11:13Comments(0)★自主事業イベント★イベント開催予定

2020年11月16日

クレパス画教室のご報告!


10/21㈬に開催した、アート・キューブ自主事業ワークショップ
「クレパス画教室」










なんだか毎年毎年ご報告が遅くなってしまい、本当に申し訳ございませんicon11
開催日から既に、ほぼ一ヵ月もの時間が過ぎ去りましたが…
今ここにようやく、ワークショップの模様を掲載する次第ですik_20


※教室当日、開始のご挨拶時にお伝えした通り、
 参加者さんの制作中のお顔を隠すことなく、
 撮影した写真をそのままブログ掲載させて頂きます。
 当日は撮影にご協力くださいまして
 ありがとうございましたicon12


今年の受講者は15名の方々。
昨年は先生のご厚意により、20名まで増えた人数での開催が
かないました。
しかしコロナ禍の今年は、募集定員通りの
(C1制作室の現在の定員いっぱいの)
15名ちょうどで、
ワークショップ当日を迎えることに。
キャンセル待ちの方がたくさんいらしたのですが、
全員に参加して頂けず残念でしたik_75

講師は昨年に続き、
Doi絵画教室の
土井久幸先生face02

参加者さんの中には、遠く白浜のご自宅から電車でアート・キューブまできてくださった方も。
それほどに講師の土井先生は大人気なのですねicon12
画家としての才能だけでなく、きっと優しいお人柄も人気の理由ですface02

(ちなみに、昨年のワークショップの様子はこちらです)
 ↓







今回のクレパス画制作のテーマは、
「光と影を美しく描く」icon12

今年も、先生が用意してくれた風景写真が題材です。
昨年はストラスブールの風景がテーマでしたが、
今回のものもフランス郊外の写真かと思います。
陰影に富んだ、雰囲気のある風景写真。
なるほど…
これは今回のテーマに相応しい題材ですねface01
よい絵が描ける予感たっぷりik_83


その風景写真にトレース紙を重ね、構図を写し取り、
そこにクレパスで着色していく…という形のワークショップ。
風景のスケッチから全部描くとなると時間がかかり大変ですが、
この「写真を利用する形式のワークショップ」なら、
クレパス画が初めての方でも安心して
参加して頂けるわけですik_73



それでは以下に、今回のワークショップの写真を掲載致しますicon23



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先生の用意してくれた題材写真は2種類。
どちらも同じ写真なのですが、
1つはカラーの写真、
もう1つは、キャンバスと同じサイズのモノクロ写真。


制作の第一段階として、まずはモノクロ写真に
薄いトレース紙を重ね、鉛筆で構図を描き写していきます。


これは、先生が描き写した構図。
手慣れていらっしゃるので、一瞬で描けてしまうのですねik_88



トレース紙の裏側を鉛筆で塗りつぶし、
その面がキャンバスに接するように重ねます。
そして構図を再度なぞって描き、キャンバスに
転写させるのです。

この転写時は、大まかなラインを描くだけでOK。
およその位置がわかればよいです。
この後、直接キャンバスに描き込んでいきますので。



デッサンを描き込んでいく画材は鉛筆、
あるいは木炭のペン。
先生のオススメは木炭です。
しっかり描ける上に簡単に消せる、という
便利な画材であるとのこと。

まずは木炭でしっかり濃く描き込み、後から指で
ぼかしたり、練りゴムや布でふき取って消したりします。
絵の陰影や奥行き感は、この着色前の木炭デッサンの
段階でも表現していくそうです。
目を細めた状態で見ると、陰影と明るいところを
見極めることができます。

みなさん、すごくお上手ですねik_20
木炭デッサンが完成したら、布でデッサン全体をはたきますik_95
あまりにデッサンの黒が強すぎると、クレパスの着色時に
さすがに黒が目立ち過ぎるため、布ではたいて
デッサンを全体に弱める…とのこと。

先生のデッサンも完成したようです。
その後、スプレーを吹き付け、デッサンを
キャンバスに定着させました。



さて、いよいよクレパスによる
着色を始めますicon21





ちなみにこれは、先生ご愛用のクレパスのセット。
ここから先生の手によって、素晴らしい絵画が描き出されるのですねicon12




先生の用意してくれたカラーの写真を見ながら着色していきます。
まずは、大まかなを部分を単色で下塗り。
光の当たる部分など、明るいところから塗っていくそうです。

その後ペトロールという揮発油を、ハケで叩くように全体に塗ります。
これで、画面が少しぼやけた状態に。
そのぼやけた画面を背景として、その上にポイントとなる
細部を描き込んでいき、立体的な作品に仕上げていきます。
樹木、橋の欄干、建物、車、人物などを着色し、形や質感を整えていきます。

そして、みなさん青色をたくさん使っておられるように見えます。
そういえば、土井先生の作品集を拝見すると、
青を基調とした色調のものが多いような…

丁寧なアドバイスをしてくださる土井先生。

下の写真は、「僕はこんな感じで、後からここに白を入れたりするんです」と、
先生自身が使われる具体的な技法を伝授なさっている場面。

着色したクレパスに、指や布、ヘラなどを使って
微細な部分表現を加えていきます。
クレパスを盛り上げて、油絵と同じような
立体感や重厚感を出すこともできます。
描き足したり、こそげ取ったり、こすってぼやかしたり…
足し算や引き算を繰り返し、何度も何度も「推敲」を
重ねることができるのが、クレパス画の魅力ですねik_74



そして…
みなさん、作品が完成したようですik_20

どなたも、とても素晴らしい出来上がりですよik_09

全く同じ題材写真を元に描いていても、それぞれに違った
雰囲気の作品となっていました。
やはりアートには、制作者の個性が表出されるものですねface02


最後に、クレパスワニスという定着スプレーを吹き付けます。



先生の作品も完成。

みなさんを教えて回りながら、色々なフォローのため
手が止まったりもしつつ、よく「片手間」でこんなに
描けるものだなぁ…と驚きますface08



*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~


土井先生の作品を目にすると…
それが一枚の「絵画」であるにも
関わらず、連続的な映像が
展開されているかのような感覚を
おぼえます。
描いたその瞬間だけではなく、
前後の時の流れまでもが、
クレパスの画面から次から次へと
にじみ出てくるのです。

趣ある西洋の街並みから。
年月を重ねた石畳から。
人々の日常の営みから。
…そこに息づく物語が、
見る者に様々なことを
語りかけてきます。

心を奪われ、ただただ
見入ってしまう絵画です。

私は最終的に、
風景画や人物画というものではなく、
「情景画」とでも言おうものに
行き着きたいと思うのです。


土井先生は以前、
(昭和会賞受賞記念の個展の際、
刊行された画集のご挨拶文にて)
そのように書かれていました。


そう、「情景画」と表現すれば…
それで、すべて納得がいきます。

ただ技巧に任せ、景色や人間を
表面的に描くのではない。
それらに内在する歴史や人々の
心模様など、何もかもが
余すところなく描き出された
「情景画」なのですね。

でも、その「情景のあれこれ」を
見ているのは、実は私たち自身の
心の内奥。
先生が、ご自身の作品に
寄せられるべき感想を、
具体的に方向づけなさることなど
あり得ない。
正解も間違いもなく、ただただ感性の
おもむくままに観賞してもらいたいと、
先生はお思いなのでしょう。

それでもやはり、見る者がこんなにも
心揺さぶられ、様々な情景を
想起できるのは、この作品を描いた
土井先生のお力です。

こんな作品が描けたら、どんなに
素晴らしいことでしょうねik_72

Doi絵画教室さんのホームページに先生の作品も掲載されているので、ご関心おありの方はそちらをご覧くださいface01


アート・キューブではまた来年度も、
土井先生の絵画教室を予定しております。
今年参加してくださったみなさんも、
今回はご参加がかなわなかった方々もik_20
次の機会にはぜひface05


  


2020年11月07日

黄金の宝物にて、美文字の愛に触れました☆


昨日11/6㈮から11/8㈰までの3日間、アート・キューブのD1展示室では
「筆文字アート展」が開催されていますicon12

その作品搬入作業を主催者さんがなさっていた、昨日の午前中のこと。
うちのH職員がD1展示会場前にて、何やら
アート・キューブ関連の素敵な作品
を発見したそうなのですface08ハッケン!
「Cさん、後でぜひ見せてもらってきてよface02
とH職員。

普段の当ブログでは、利用者さんの展示会の開催中の内容を
ひとつひとつ取り上げさせて頂くことは難しいのですが…
「アート・キューブ関連の作品」が展示されているとなれば、
これは職員一同で拝見しなければik_20

というわけで…
H職員から情報を得たブログ担当のわたくしC職員、午後の展示会開始後、
さっそく取材に伺った次第icon16icon25


お部屋に向かうと…
あっ、あれに違いないik_20
D1会場入り口に、大きな作品が立っていましたface05



主催者の小川美穂さんにお願いし、撮影&ブログ掲載を
させて頂くことにicon22
(わざわざ撮影しやすいよう、イーゼルを表に
出してくださり、ありがとうございますik_70



これは…
なんと素晴らしいicon06


がまちの
けがえ
ない黄金の宝物と
つくしいパノラマの世界
いへ続く夢の
アーチを渡れば ほら
キメキいっぱいの
キュートな笑顔が はじけてる
ラブラ歩いて のんびりゆこう

”ありがとう”の 魔法のことばと共に





かけがえのない黄金の宝物」とは、
なんと、このアート・キューブのことでございますface03
(黄金に輝くAホールの写真を撮って後ろに掲載したので、
見てやってくださいませface01

うつくしいパノラマの世界」とは、
もちろんこの和歌の浦の景観ik_49

みらいへ続く夢のアーチ」とは、
そう、キューブすぐ横の不老橋icon21



小川さん、お見事な作品です ik_20ik_09
そして、こちらこそありがとうございますik_83

書家である小川さんの文字は、当然のことながら
正統な書道の基本を踏まえた、非常にお上手なものであるわけですが…
その「達筆さ」を柔らかくくるんでいるのは、なんとも言えぬ
まろみを帯びた筆のニュアンス。
優しく愛らしく、見ているだけで心が温かくなるような、
とってもスペシャルな美文字なのですicon12
かわいいパステルカラーのイラストと美文字、そして小川さんの
ワードセンスが光るポエム。
それらの融合が、本当に素敵な「美文字アート」を形成していますface05

こんな素晴らしい作品を当館のために書いてくださって…
いえ、「描いて」くださって、とても光栄でございますicon12
(「絵画」のような美文字ですものface05

D1会場内には、たくさんの小川さんの作品やお仲間のみなさんの
作品が展示されていました。
どれも面白い魅力的な作品ばかりですよicon06
また本日も休憩時間に、昨日お休みで不在だった職員が
作品を見せて頂きに上がりますねface05




さて、これが「かけがえのない黄金の宝物」こと
アート・キューブのAホール。



黄金色に輝いているのは回転欄間です。
この欄間、普段は開いていることが多いのですが、これは
黄金の輝きがよく見える閉じた状態を撮影。
わたくしC職員には詳しいことはわかりませんが、「こんな回転欄間を採用している施設は
日本でここだけ」と聞いております。



さすがはグッドデザイン賞を受賞した建築物ik_44



う~ん、昨日11/6はきれいな空で、実にええ雲が出ておりましたicon01icon02



うつくしいパノラマの世界」こと
和歌の浦の景観でございます。



小川さんが「描いて」いたように
ブラブラ歩いて のんびりゆこう
といきたいけれど…

本日11/7は、あいにくの雨天icon03
でも明日はお天気が回復しますよicon14icon01







話変わってこれは、休日に採取してきたドングリ。
主にクヌギのドングリだけど、アラカシのものも少し。



ゾウムシの幼虫が内部にいると思われるので、穴を開けて出て来られる前に
茹でてしまったC職員face07スマン、ゾウムシ…

さて、これをどう加工しようか…
もう11月となりましたから、年始の準備として、そろそろ干支作りなど始めたいところです。
でも今年は、例年のようにドングリアートの干支を作る時間はあるのかしらicon10
イノシシやネズミではなくウシとなれば、ドングリで制作するのはちと困難かもicon11
干支制作担当者は、少々頭を抱えておりますface07