2025年02月28日
かんたんエアロビクス・ストレッチ教室開催のご報告

「日頃の運動不足の解消を」と当館で、「かんたんエアロビクス・ストレッチ教室」が1月から2月まで計8回開かれました。講師の川口祐子さんの明るく巧みな指導で、会場の雰囲気も和やか。参加者は懸命に身体を動かしながら、心地良い汗を流していました。
アップテンポの音楽に合わせて、まずはウォーミングアップ。続いて、前後左右にステップを踏みながら、肩や腰、脇腹などを効果的に動かしていきます。身体にひねりを加えたり、腕を八の字に回したり。体重移動で負荷を与えて太ももを鍛えることも。「あんまり無理はしないで」「肩甲骨を広げて」「笑顔がなくなっているよ」といったアドバイスが飛びます。川口さんの動きが徐々に早くなっていきますが、受講を重ねた参加者はきちんと動きを合わすことができました。
終了後のアンケートでは90%以上の参加者が「たいへん満足」と回答。「エアロビクス教室がある日は、元気に前向きに1日を始めることが出来てうれしい」「毎週の楽しみでした。今後も続けてほしい」「しっかり身体全体を動かせて良かった」といった声が寄せられました。
ご来場予定のみなさまへ
※入場人数制限を実施する場合がございます。
※当館の駐車スペースには限りがございます。
常設駐車場もしくは臨時駐車場(下図)に。
空きがない場合、当館より300m南の
片男波公園(万葉館)等の有料駐車場の
ご利用をお願いいたします。
2025年02月24日
Tomomi Crew Dance Show開催のご報告ブログ

和歌山や大阪でダンスインストラクターや振付師として活動するTOMOMIさんが率いるダンスチームによる「PAL TOMOMl Crew Dance Show」が2月23日、当館で開かれました。ストリートダンスのレッスンを受けている小学校低学年から大学3回生の計22人がこれまで培った練習の成果を披露。2時間に渡り、パフォーマンスの花を咲かせました。
イベントのテーマ「origin+1」。原点を大切に、現状より一歩でも二歩でも成長していこうとの願いが込められています。出演者はキッズ2チーム▽ジュニア1チーム▽高校生以上1チームの計4チームで登場。アップテンポの音楽に乗って、軽やかなステップや弾けた動き、伸びやかで切れのある身のこなしでストリートダンスの魅力を存分に表現しました。
「レッスンを始めて1年未満の子どもから15、6年の生徒がいますが、各個人の成長の跡を見てもらえれば」とのTOMOMIさんの言葉通り、経験を問わず真摯にダンスに取り組む出演者の表情は晴れやかで、自信に満ちていました。詰めかけた観覧者約160人も熱いステージに大きな拍手を送っていました。
ご来場予定のみなさまへ
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2024年12月28日
シェイプボクシング教室開催のご報告

「脂肪燃焼!!」「ストレス発散!!」と銘打ったシェイプボクシング教室が9月から12月まで計8回開かれました。多彩なキックやパンチの動作を取り入れたエクササイズで、30歳代から70歳代の受講生が心地よい汗を流しました。
講師は、当館で体操教室を開いている健康運動指導士の川村護さん。昨年にシェイプボクシング教室を初めて企画したところ、好評だったため、今年も実施しました。二の腕や肩甲骨、ウエストなどに気になる箇所を効果的に動かすプログラムになっています。
軽快でアップテンポな音楽に合わせ、受講生はジャブやストレート、フック、アッパーといったパンチ、キックや膝蹴りなどをテンポよく繰り出します。川村さんから「しっかりウエストを回して」「パンチを打ったらすぐに腕を元に戻して」などのアドバイスが飛びます。3分間のエア縄跳びでは音楽のテンポを上げ、身体に負荷をかけます。パンチとキックを合わせた連続技では、川村さんの動きを手本に、受講生は左右にステップを踏みながら、腰の入った姿勢で拳を突き出したり、美しい型のキックを見せたり。激しい動きが続き、12月の開催時でも、受講生は肩で息をしていました。。
終了後のアンケートで、「運動量が多いので、爽快」「1時間の教室でこんなに汗をかくことがないので気持ちよかった」「運動不足の解消になりました」との喜びの声が寄せられていました。
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2024年12月26日
コンディショニング教室開催のご報告

「身体と心の調子を整える」コンディショニング教室が12月に開かれました。講師はコンディショニング・トレーナーの橋本葉子さん。計3回あり、受講生は入門編として紹介されたさまざまなエクスサイズを体験しました。このうち、13日開催の2回目を見学しました。講義の内容をプロジェクターとスクリーンを用いて丁寧に説明し、受講生とのコミュニケーションを重視した進行が印象的でした。
橋本さんはまず身体を動かす時の約束事項として、無理はしない▽大切に動かす▽頑張り過ぎない▽自分の身体を自分でコントールすることを挙げました。トレーニングのアプローチとして「ほぐして×整えて×鍛える」ことの大切さを指摘。さらに「ほぐして×整えて」に必要な一つは呼吸とし、この日、受講生は呼吸法の入門編を学びました。
「10秒呼吸」で呼吸に集中し、脳を休め心も体もリラックス。橋本さんは「意識的に呼吸することで、息をはいたり吸ったり」と声掛けしていました。次に紹介された「マインドフルネス呼吸瞑想法」では、唱えるワードやフレーズ、数字の1~10を決めて、唱えながら呼吸に集中する方法がとられました。3分間、実施されましたが、「本当に3分間ありましたか?」「1分間ぐらいに思えた」「あっという間に終わりました」という声があがりました。ヨガの「交互の片鼻呼吸法」では、右手でナシカムドラー(人差し指と中指を曲げる)、左手はチンムドラーの印をつくり、鼻の気道をしっかり押さえ、行われました。
この後、受講生は感覚を鍛える体操に取り組みました。左右の腕をそれぞれ逆に回転させたり、左右の手をそれぞれ違うリズムを上下させたり。「考えない」「力を入れない」「できなくても気にしないで」といったアドバイスが飛んでいました。
3回の講義を終え、受講生は「自分が思っていた身体の使い方が間違っていたことが良くわかり、勉強になりました」「力を抜くことの難しさと大切さが分かりました」との声が寄せられていました。
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2024年11月28日
続20th Anniversary 音楽Festival月1発表会(11月)のご報告

当館の開設20周年を記念したイベント「和歌の浦アート・キューブ 続20thAnniversary 音楽 Festival 月1発表会」が11月24日に開かれました。9月に再開し、毎月実施されており、音楽Festivalは9月に続いて2回目。今回は、伝統的な和楽器やアフリカのドラムの演奏といったこれまでの月1発表会では登場しなかったグルーブが出演し、和歌山での多彩な音楽活動の一端を示す場となりました。
ピアノと和楽器の筝、尺八によるユニット「ACOUS(アコース)」は和洋折衷バンド。哀感を帯びた和楽器と華やかなピアノの調べの融合は、独特のしっとりとした音色となり、心に深く沁み入ります。セネガルの打楽器・サバールドラムの「Sama Kharite Africa(サマハリアフリカ)」は、大地の響きをほうふつとさせるリズミカルな乱打とエネルギュシュなダンスを披露。賑やかなステージが会場を沸かせました。最後を飾ったのが、半世紀に渡って活動している和歌山大学フォークソング研究会OB・OG会。今も歌い継がれている名曲を熱唱し、フォーク全盛期に青春時代を重ねてきたメンバーによる情感あふれる演奏となりました。
3団体が計13曲を発表しました。訪れた観覧者約60人は多彩な音楽の表現を堪能した様子で、「箏、尺八、ピアノの合奏は新鮮」「アフリカのドラムは楽しく、衣装も鮮やかでテンションが上がりました」「フォークソング、素晴らしい歌声で懐かしい気分になりました」などの声が寄せられました。
次回の月1発表会はダンスのステージで、12月15日午後1時半、開演します。ミュージカルの「Musical Studio LOOSE」、フラダンスの「Coconuts sisters」、ジャズダンスの「GLITTER」が出演予定です。入場無料。
上からACOUS▽Sama Kharite Africa▽和歌山大学フォークソング研究会OB・OG会
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2024年11月11日
チームオーバーレブプラモデル作品展示会

和歌山模型の常連客で構成する「チームオーバーレブ」(伊東俊之会長、12人)の第35回プラモデル作品展示会が11月9、10両日、当館で開かれました。会員が情熱を込めて制作した模型など約200点が並び、プラモデル愛好家約330人が熱心に鑑賞していました。
今回のテーマは「F-1」。会員が展示会に向けて仕上げたフェラーリやルノー、ホンダ、ティレルなど新旧のF-1カーが展示されました。色鮮やかに塗装し、エンジンの部品なども細かく作り込まれ、実車を忠実に再現しています。ルマン24時間耐久レースを制したマツダ車のエンジン音が流れ、会場の雰囲気を盛り上げていました。また、和歌山模型の顧客や和歌山ノンフライトクラブのメンバーが制作した戦車や戦闘機なども出品されました
さらに、模型メーカー「タミヤ」の海野剛弘さんの講演がありました。海野さんはF-1カーの模型設計に携わった経験があり、「実車の取材の精度で、プラモデルの出来栄えが違ってくるが、規制が厳しくなっている」と話し、ピット付近で、望遠レンズを使い実車の内部を撮影するなどの苦労話や天才ドライバー、アイルトン・セナとの交流について語りました。

また、チームオーバーレブの会員を講師にした「はじめてのプラモデル制作体験教室」も両日にありました。小学生向けの講座で、2日間で9人が参加しました。

手がけたのは恐竜と人気アニメのロボットです。入門用のプラモデルのため、接着剤が不要で、部品を組み合わせて作っていきます。「まずは部品がそろっているか確認して」「作ったパーツはなくさないよう空き箱に入れて」などのアドバイスに従い、説明書を見ながら、慎重に取り組みます。「腕や脚の左右を間違わないように」「部品の向きも注意してください」との指導を聞きながら、手を動かします。細かい部品があり、はめ込む際の力加減が難しく、頭を悩ます様子も見られました。しかし、徐々に形が整うと、作る喜びを実感し、笑顔を浮かべていました。
組み立てを終え、気に入った色を塗ると完成です。子どもたち全員が「楽しかった」と声をそろえ、次回も参加したいと答えました。保護者も「優しく丁寧に指導してくださり、楽しく学ばせていただきました」「プラモが2種類あって、喜んでいました。ありがとうございます」と満足そうでした。
ご来場予定のみなさまへ
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2024年11月08日
和歌の浦アート・キューブ文化祭

当館恒例の秋の一大イベント「和歌の浦アート・キューブ文化祭」が11月2~4日の3日間、開かれました。当館で活動する利用者や地元住民らによる力作を展示する「みんなの作品展」、地元のアマチュア団体が出演する「音楽(学)祭」、和歌山市消防音楽隊や県警音楽隊の演奏会など盛りだくさんのプログラムです。3日間で約550人が訪れ、身近な文化を楽しんでいました。

「みんなの作品展」には、精巧な戦車や戦闘機、空母といったプラモデル▽日本画・油絵・鉛筆画などの絵画▽和歌浦公民館教室の俳句・書道・絵手紙・着物リメイク▽当館が7月、絵画の専門家を派遣し出前授業を実施した「アウトリーチ事業」で、和歌浦小の児童が描き上げた水彩画など計約250点が出品されました。アウトリーチ事業では和歌浦小の2年生と5年生が「シュール」「イメージ」をテーマに絵筆を走らせました。「シュール」では、人より大きい昆虫など独特な発想が微笑ましく、父母らに自らが手がけた自信作を説明する子どもの姿も見られました。
2日の「音楽(学)祭」には、Spicy Honey Milk(レディースバンド)▽Brethren DUB Sounds(木管・打楽器アンサンブル)▽Super Groover Jazz Orchestra(ジャズビッグバンド)など4団体がステージに立ちました。ロックやジャズ、室内楽などのジャンルが異なる団体で構成され、ビートの効いたご機嫌なオリジナル曲やグルーブ感に満ちた映画音楽、心弾むテンポのコンクール課題曲など約20曲を演奏しました。それぞれのジャンルの特徴や歴史の解説があり、題名通り音楽の学びの機会となりました。



上から順にSpicy Honey Milk▽Brethren DUB Sounds▽Super Groover Jazz Orchestra
3日は市消防音楽隊の演奏会。懐かしの歌謡曲やポップスのメドレー、人気アニメのテーマ曲などを軽やかに奏でるとともに、「火の用心」をアピール。コンセント付近にゴミがたまったために出火し、逃げ遅れが出たとの想定での防火訓練、ロープの昇降やほふく救出など日頃の訓練の成果を披露しました。観覧者の子どもが防火服を着用するなど会場を巻き込んだユニークな進行も印象的でした。

「音楽を通じ県民と警察の架け橋」がモットーの県警音楽隊は4日に登場しました。クラシックやジャズの名曲、和歌山にちなんだ童謡、カラオケの定番など幅広いレパートリーの楽曲を躍動感たっぷりに表現。カラーガード隊の華やかなダンスパフォーマンスも目を引きました。寸劇での交通安全教室や被害が顕著な特殊詐欺被害の講話もあり、観覧者は交通安全と防犯の意識を新たにしました。

上から順にSpicy Honey Milk▽Brethren DUB Sounds▽Super Groover Jazz Orchestra
「音楽を通じ県民と警察の架け橋」がモットーの県警音楽隊は4日に登場しました。クラシックやジャズの名曲、和歌山にちなんだ童謡、カラオケの定番など幅広いレパートリーの楽曲を躍動感たっぷりに表現。カラーガード隊の華やかなダンスパフォーマンスも目を引きました。寸劇での交通安全教室や被害が顕著な特殊詐欺被害の講話もあり、観覧者は交通安全と防犯の意識を新たにしました。
訪れた人からは「ボリュームたっぷりで色々な楽団の音楽が聴けて良かった」「消防の訓練の様子を実際に見ることが出来て良かった。演奏も素敵で、子どもたちも楽しめるコンサートでした」「演奏もダンスも素晴らしかった。特殊詐欺に引っかからないように気を付けたい」などの声が届きました。
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2024年10月11日
続20th Anniversary ダンスFestival月1発表会10月開催のご報告

当館の開館20周年を記念した「和歌の浦アート・キューブ続20周年 Anniversary ダンス Festival 月1発表会」が10月6日、開かれました。9月の音楽に続く「続20周年」イベントの第二弾です。地元の4団体、総勢46人が出演し、それぞれのカラーを生かしたステージを披露。訪れた観覧者約150人はダンサーの熱演に盛大な拍手を送っていました。

最初に登場したのは、ブレイクダンスの「WKYM BREAKIN' LAB 」。小学校4年から中学3年までメンバーが中心で、総勢20人が舞台全体を使い、切れのある回転やステップなどで多彩なテクニックを繰り出しました。
二番目と三番目はフラダンスの競演となり、「Na pua」 と「Laule'a」です 。ハワイアンのゆったりとしたリズムに乗り、しなやかなで繊細な動きや微笑みが常夏の世界に誘います。両団体の17人が合同で踊るシーンもあり、一層華やかなムードに包まれました。
ラストはベリーダンスの「Yalla Yalla Belly」です。魅惑的な衣装をまとい、エジプシャンスタイルの優雅なパフォーマンスを演じました。情熱的な演舞も交え、異国情緒を醸し出していました。
計21曲のダンスが発表され、観覧者は「フラは優しい気持ちになり、習いたくなりました」「ブレイクダンス、生は最高でした」「ベリーダンス、ステキ!」など称賛の声が多く寄せられました。
次回の続20周年の月1発表会は音楽Festivalで、11月24日午後1時半開演です。




※上からWKYM BREAKIN' LAB ▽Na pua▽Laule'a▽Yalla Yalla Belly

ラストはベリーダンスの「Yalla Yalla Belly」です。魅惑的な衣装をまとい、エジプシャンスタイルの優雅なパフォーマンスを演じました。情熱的な演舞も交え、異国情緒を醸し出していました。
計21曲のダンスが発表され、観覧者は「フラは優しい気持ちになり、習いたくなりました」「ブレイクダンス、生は最高でした」「ベリーダンス、ステキ!」など称賛の声が多く寄せられました。
次回の続20周年の月1発表会は音楽Festivalで、11月24日午後1時半開演です。




※上からWKYM BREAKIN' LAB ▽Na pua▽Laule'a▽Yalla Yalla Belly

2024年09月25日
月夜の祭典 in LIVE開催のご報告


中秋の名月恒例イベント「月夜の祭典 in LIVE」が9月21日夜、当館で開かれました。地元で活躍するアマチュアの4バンドが出演。会場となったAホールに加え、野外広場に面したガラス戸も開放、観覧者約180人が訪れ、盛況でした。イベントの最中、月は雲に隠れていましたが、ジャズやボサノバ、ラテンなどにアレンジされた名曲の心地よい音色が和歌浦の夜空に溶けていきました。
ステージの壁には、照明で作った“満月”が浮かび、今宵のライブに相応しい演出が目を引きます。最初に登場したのは和歌山県立医科大学軽音楽部のビッグバンド「The Swinging Cells」(ザ・スウィンギング・セルズ)。はつらつとした伸びやかな演奏で会場を盛り上げていきます。紀の川市を中心に活動している社会人のビッグバンド「Laugh Tones」(ラフ・トーンズ)は20人編成で臨み、躍動感にあふれる重層的なサウンドを紡ぎ出しました。


5人組の「Feliz」(フェリス)は、つややかな女性ボーカルと巧みなアンサンブルが印象的で、大人のムードたっぷりのステージを披露。最後を飾ったのは今年、結成20周年を迎えたラテンビッグバンド「ORQUESTA DE TASKERUO」(オルケスタ・デ・タスケルオ)。確かなテクニックに裏打ちされたパワフルな演奏は心躍るライブとなりました。
「Moon River」や「Moonlight serenade」など月にちなんだスタンダードナンバーや「September」といったこの時期らしいアース・ウィンド・アンド・ファイアのヒット曲を含め、2時間に渡り20曲が発表されました。観覧者も各グループの個性的なサウンドを満喫した様子で、「景観にマッチしていて、素敵な夜になりました。演者さんのレベルも高く素晴らしい演奏でした」「無料でいいのかと思うくらい良かった」などの声が寄せられました。


※上からThe Swinging Cells▽Laugh Tones▽Feliz▽ORQUESTA DE TASKERUO

2024年08月02日
おやこでリトミックのご報告

「夏をあそぼう!おやこでリトミック」と題したイベントが7月27日に開かれました。リトミックとは音楽に合わせ、体を動かし表現力を養う音楽教育で、当館では初めて。1歳から5歳までの子どもと保護者計約30人が受講し、はしゃぎ声や笑い声が絶えないにぎやかな催しとなりました。
リトミック研究センター指導者資格講師で保育士の峯奈緒香さんが進行役を務め、ピアノ講師の森本麻子さんが進行に合わせたキーボードの演奏で効果を高めます。


内容はストーリー仕立てで、子どもたちが主人公として参加する工夫がなされています。まず、峯さんが絵本「せんろはつづく」を読み上げます。トンネルを掘り、池を迂回し線路を伸ばしていく内容で、絵本が終わると、子どもたちはハンドルに見立ての緑色の輪っ架を回し、列車の運転手気分。やがて森に到着すると、冒険の始まりです。近寄ってくるトラに死んだふりをしてやりすごしたり、元気よく歩いたり。続く海のシーンでは、乙姫にふんした峯さんから渡された色とりどりのスカーフを使って、魚の動きを表現しました。海の生物を題材にしたクイズもあり、元気よく答える子どもの姿も。
受講後のアンケートでは「音楽があるだけで本を読むのも身体を動かすのもこんなに楽しくなるんだと感じました」「親子で物語の世界観に入り込んで楽しい時間をすごしました」との感想が寄せられました。


