2020年04月24日
5月の…イベントは…
もうすぐ、風薫る5月

本来ならば、絶好の行楽シーズンであり、あちこちで各種イベントが盛んに開かれる時期であります。
しかし、新型コロナウイルスの猛威が収束する気配はまだ見えず…
緊急事態宣言の対象地域は、先週ついに全国に拡大されました

宣言の期間はGWまでとなっていますが、その先は果たしてどうなるのでしょう

そして、先般よりみなさまに利用自粛をお願いしている状態のアート・キューブにおいても、
5月開催の
イベント情報は
ございません

発表会や展示会が予定されていたのに…
みなさん、半年も一年も前からお部屋をおさえてくれていたというのに…
施設予約の抽選受付日の朝、わざわざ窓口に並んでくださった方々も…
せっかく、練習や準備、制作に日々励んでおられたというのに…
と、せめて愚痴らせてくださいませ

新型コロナ肺炎に罹患して闘病中の人々や、崩壊寸前の医療体制の中で感染リスクにもさらされつつ働いている医療従事者…
休業補償もないままに、長期間休まざるを得ない状況に追い込まれている事業者や労働者…
その他にも、コロナの影響で人生を左右する事態に直面している多くの人々…
そうした皆さんのことを思えば、イベントの中止は「ささいな出来事」とみなされるのかもしれません。
確かに、アートやエンターテイメントでは、今まさに危機にさらされている生命そのものを、直接的に救済することはできない。
極限状態においては、最も後回しにされて然るべき分野のひとつが、芸術や文化といったものなのでしょう。
でも、どれほどシビアな状況下にあっても、人間の緊張の持続力には限界があります。
適宜、休息や癒しを取り入れなければ、心も体ももたない。
命のやりとりの嵐の中に身を置く医療者は、肉体的にはもちろん、精神的な疲弊も相当なものだと聞きます。
イタリアの新型コロナ治療の最前線病院の屋上で奏でられたヴァイオリンの音色に、地上の隔離テント内で働く防護服姿の医療者たちは、一瞬疲労を忘れて歓声を上げたそうです。
瀬戸際にいる「今」だからこそ。
そしていつか訪れる、コロナ禍を脱した「平和な日常」への架け橋として。
我々は、豊かな人間性の証である芸術や文化の火を、決して絶やしてはならないと思うのです

アート・キューブも…
公共の芸術文化施設として、今できることが何なのかを、考えています。
市民のみなさんに、利用自粛をお願いしている今でも。
当面の自主事業を、全て中止せねばならない今でも。
何ができるのか?
今だからこそできる、何か。
そして…
そして…
えっと、とりあえず…
あれこれ考えたわたくしカメモト職員らは、D棟北側の桜に肥料を施した次第


花が終わった後の「お礼肥」というやつですね。
枝の伸びた先端部の真下あたり…
つまりこの木たちの場合、幹の周囲の半径100~150cmくらいでしょうかね。
木の周囲に円状に遅効性の肥料を撒き、浅く土を掘ってすき込みました。
肥料は、やらなくて木が枯れることはあまりなくても、やり過ぎで枯らすことは結構あるようで…
桜の場合、原種に近いものほど肥料は不要のようですね。
この桜たちがどれほど肥料を必要とする品種なのかは、よく判りません

でも、毎年驚くほど花が少ないのは、きっと肥料不足だからかと

日々の業務に追われて肥料のことなど忘れていたわけですが、新型コロナ禍の今、ついに我々は施肥のため立ち上がったわけです

(今までゴメンよ桜たち)
なお画像に写っているのは、3月から新たにキューブにやってきたS職員。
これは、8の字公園を管理している自治会の方から分けてもらったハナモモの枝。
↓

切りたての枝を、無造作に自転車置き場横の半日陰にグザッと挿していたのですが、まさかまさか、なんだか根付いたような…



このように、葉っぱが出てきたのです

すごくないですか

うまくこのまま育ちそうなら、いずれ桜の近くに植え替えたいものです

でも、素人がやってうまくいくかしら

しかし…
たとえ自粛状態であっても、アート・キューブは決して、肥料を撒いたり植樹に励んだりしているだけではありません

本当です!
数カ月先に予定している事業の準備等は、怠りなく行っております

ただそれも、今後のコロナの動向次第で、どうなっていくかは先が見えない状態ですが…
