2022年11月19日
10/22開催「防火防災のつどい」のご報告☆
10/22㈯ に開催した
アート・キューブまちおこし事業イベント2022
「防火防災のつどい」
のご報告をいたします

アート・キューブが昨年から開催しているまちおこし事業。
(昨年のまちおこし事業「感謝祭2021」は、こちらのリンクをご覧ください)
↓
2021/10/17開催
そして、今年2022年度のまちおこし事業のテーマは「防災」

地元和歌浦地域の方々および広く市民の皆さまに向け、防災意識啓発を目的として開催したものです


ハッと息を呑む鮮烈な色彩…

和歌山市消防局のご協力によりやってきた、この真っ赤なVR防災体験車

専用ゴーグルを装着してシートに座れば、映像や音、振動によって臨場感あふれるバーチャルリアリティの災害を体感できます

「昔、怖い体験をしたことがあるから」とVR乗車をためらう方もいらっしゃいました。
もしや、戦後すぐの南海道地震や阪神淡路大震災を経験されたのかもしれませんね。
その一方、「もう一度乗ってもいいですか

真っ赤な車体に目を奪われたのか、イベント開催をご存じなかった通りがかりの方のご参加もあったりで、なかなかの賑わいとなりました


和歌浦在住の皆さんが参加された防災講座(キューブC1にて)。
海辺に住まう人にとって、南海トラフ地震により発生する大津波は、想定される最も恐ろしい災害ではないかと思います

高齢化が進む和歌浦地区においては、避難困難者の割合は増加の一途をたどっています。
それを憂慮した片男波自治会では、かねてより具体的な対策が検討され続けてきました。
その熱心な活動は、たびたびNHKなどのメディアにも紹介されてきたほど

今回の講座へのご参加により、また皆さん災害への備えの気持ちを新たにされていたご様子でした



音楽を通じて「火の用心」

多目的ホールAでの和歌山市消防音楽隊の皆さまの演奏は華やかで、幅広い年代の聴衆が楽しめる盛りだくさんの内容

演奏の素晴らしさだけでなく、指揮者の方の面白いトークやコミカルな演出も見どころ

隊員ダンサーズと指揮者の方の掛け合いが最高


そしてこれは、消防局の皆さんならではのパフォーマンス

Aホール天井から吊るした縄を、救助隊員の方がスルスルと昇る実演を見せてくれました。
緊迫感あふれる音楽隊の演奏に乗り、鍛え上げた肉体があっという間に天井近くまでの上昇に成功

20年にわたるアート・キューブ史上これまで例のない演出でございましたが、事前に充分な安全確認を行った上で、プロの隊員の方が行ったものです。
危険ですから、一般利用者の皆さまはくれぐれも真似をなさらぬようお願いいたします


火事場での救出の様子の実演も

「妻の外出中に留守番をしていた夫の不注意で出火、帰宅した妻が驚いて119番通報」というストーリー

妻役の金髪カツラをかぶった方が男性であったため、まずは面白コントのようなコミカルな始まり

さらには夫役の隊員のランニング姿がやけに筋骨隆々であるため、「ダルダルなグータラ亭主」という設定が少々破綻しているような…

しかしその後、急報に応じ駆け付けた隊員たちの素早い動きには「さすが


防災マメ知識を随所に盛り込みつつ楽しくわかりやすい熱演をしてくれた救助隊の方々、その後ろで効果的なBGM演奏を担ってくれた音楽隊の方々、ありがとうございました

ただ、せっかくのこの救出実演劇、会場となった当館多目的ホールの客席が平面構造であるため、お席によっては見えにくくもあったようで…

来場者アンケートに寄せられたそのご意見を受け、次回はもう少し段差を設けて見え易くするなどの工夫ができたら…と思っております


キューブB1とD1では、同時開催の絵画展が。
洋画家・土井久幸先生を講師に迎え地元和歌浦小学校で7月に開いた絵画ワークショップの作品を、10/22㈯~23㈰の2日間にわたって展示しました。
今年で第2回目となった和歌浦小学校でのワークショップの様子は、こちらのリンクをご覧ください

2022/07/13和歌浦小学校にて開催
昨年に続き、力作揃いの子どもたちの作品

土井先生のご指導により、今年も昨年もみんなとても楽しんで描いてくれたし、「絵が好きになった

それは我々アート・キューブスタッフの喜びであり、次回への強いモチベーションともなります

このワークショップは来年度も、和歌浦小学校で開催予定です。
2023年度に2年生と5年生となる皆さん、どうぞよろしくお願いします

Posted by 和歌の浦アート・キューブ at 09:27│Comments(0)
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