2022年09月01日
yabugamiyokoチョークアート展 & チョークアート教室 のご報告☆
チョークアート作家 の
藪上 陽子(yabugamiyoko) 先生 と
和歌の浦アート・キューブとの共催事業の開催ご報告をいたします


展示会は 7/25㈪ ~ 7/31㈰ の期間でした。

今回当館スタッフがうっかり会場の様子を撮影し忘れてしまった



今年も会場には、愛くるしい動物たちのイラスト作品がたくさん並びました

藪上先生のイラストに描かれるキャラクターは、みんなとてもユーモラスで個性的

キャラクターを目で追い彼らの物語に思いを馳せていると、すっかりその世界に没入し、時間が経つのも忘れてしまいそう

そんな無限のストーリー性を秘めたイラストを描く藪上先生ご自身も、お会いしてみると想像通りの可愛い素敵なお方です


ちなみに会場では、先生をフォローするとこういうプレゼントもあったり


当館での展示会では物販はなかったのですが、先生のホームページ等からお買い物もできるようです

さて、展示会最後の土日に開催したワークショップの模様もリポートいたします

鑑賞するだけでも楽しい藪上先生のイラストですが、これを自分自身でも制作体験できるというチョークアート教室。
大人気のワークショップなので、毎年募集開始後はすぐに席が埋まってしまいます



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この夏らしいイラストが、今回のワークショップのテーマ。
ブタさんが持った大きなスイカバーアイスに、マリンテイストなシロクマさんがくっついてます

ワークショップ開始時に参加者の皆さん1人1人には、先生のこの絵の 見本写真 と、下の画像右の 直伝資料 も配布されました。

皆さんの制作のキャンバスとなる ブラックボード にも、既に 先生によりイラストの下描きが 施されています。
そこへチョークで着色していくというワークショップ内容 なので、チョークアートが初めての方でも安心して参加していただけるのです


ワークショップ1日目である7/30㈯は、参加者6名中3名が初めての方

「チョークで塗って、指でこすってぼかす」のがチョークアート。
つまりチョークだけでなく、自分の指先も「画材」となるわけですね

そこでワークショップの最初に、まず先生が教えてくれた「制作中のお約束」は…
「チョークも指先も、汚れたら常に拭ってきれいにする」 ということ

違う色がついたまま作品に触れると汚れてしまうので、どうしてもこまめに拭く必要が生じるのです。
だからチョークアート制作時、布やウェットティッシュは必需品。

シロクマさんの体の白い部分から着色開始。
塗る範囲を白チョークで ふちどり します。
はみだして塗っても、消しゴムで消せば修整可能。
影になるお腹のあたりの色も入れ、それぞれ塗りつぶしたら、白と影の色とを指でぼかします。
ブタさんは、体の先端(耳、鼻、手足の先)にピンク色を入れてぼかし、ブタさんらしいお肌の色合いや可愛らしさを出しました。

スイカバーアイスには、6色を使います。
塗りつぶした後、全ての色の境界をこすってグラデーションを作ります。
どうせ後からぼかすので、塗る段階ではふちどり線よりはみ出して色が重なってもOK。
(ただしチョークや指は前述の通り、違う色で汚れたらその都度きれいにする)

おおっ、すごくきれいなグラデーションになりましたね

なお、スイカのタネ部分は、後から鉛筆で描き加えます。

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この写真一番手前の親子さんは、当初お母さんだけが制作するはずでしたが、元々絵が大好きな息子さんも加わっておふたりでひとつの作品を仕上げることに…
背景の蝶や花を描く段階で、彼は独自にどんどんアレンジを加えていました


昨年も参加してくれた女性が、今回はお友達を連れてご参加。
普段は賑やかな仲良し女子さんかと思われますが、この日はおしゃべりするのも忘れて作品に集中モード

とにかくどの方も夢中で制作されていましたね

そして…

素晴らしい作品ができあがりました

もちろん先生の下絵がベースなのですが、ご自分好みのカラーをチョイスしたりで、全部少しずつ違った仕上がりになっています

そして2日目…

募集は各日6名ずつでしたが、ご家族2人のお申し込みの方がいらしたりで、この日の参加者は計7名。
うち、チョークアート初体験の方は5名


夏休みの日曜ということもあり、親子で来てくださった方々が3組。
(うち1組は、ご両親は見学のみ)
コロナ禍で遠出がしにくい日々ですが、このチョークアート教室で夏の家族の思い出作りをしていただけたかも

下絵にはないヒマワリやキノコなどを描き加えたりして…
子どもたちの自由な発想力には、やはり特筆すべきものがありますね


この日も皆さんすごい集中力です


そう、チョークアートの楽しさって、指で描くことによって生まれるものなのでしょう

自分の指を使うから、表現の自由度が高い

そして 指でこすって描くことにより、制作の「手応え」がとても大きい

ペンや筆を使って描く絵画以上に、よりはっきりと 自分の指先の感覚で「描く喜び」を実感できるアート なのです

そして…

この日も皆さん素晴らしい出来上がり

子どもさんだけでなく、大人の参加者さんも「独自性の出せる部分もあり楽しかった」とおっしゃってくれた通り、それぞれにアレンジされた作品ができましたね


藪上先生も、見事な作品たちを嬉々として撮影なさっていました

参加者アンケートには、「先生の教え方が優しく丁寧でわかりやすかった」と皆さん書いてくれていました

先生、また来年もどうぞよろしくお願いいたします

Posted by 和歌の浦アート・キューブ at 09:25│Comments(0)
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