2024年09月25日

月夜の祭典 in LIVE開催のご報告



  中秋の名月恒例イベント「月夜の祭典 in LIVE」が9月21日夜、当館で開かれました。地元で活躍するアマチュアの4バンドが出演。会場となったAホールに加え、野外広場に面したガラス戸も開放、観覧者約180人が訪れ、盛況でした。イベントの最中、月は雲に隠れていましたが、ジャズやボサノバ、ラテンなどにアレンジされた名曲の心地よい音色が和歌浦の夜空に溶けていきました。
 
 ステージの壁には、照明で作った“満月”が浮かび、今宵のライブに相応しい演出が目を引きます。最初に登場したのは和歌山県立医科大学軽音楽部のビッグバンド「The Swinging Cells」(ザ・スウィンギング・セルズ)。はつらつとした伸びやかな演奏で会場を盛り上げていきます。紀の川市を中心に活動している社会人のビッグバンド「Laugh Tones」(ラフ・トーンズ)は20人編成で臨み、躍動感にあふれる重層的なサウンドを紡ぎ出しました。














 5人組の「Feliz」(フェリス)は、つややかな女性ボーカルと巧みなアンサンブルが印象的で、大人のムードたっぷりのステージを披露。最後を飾ったのは今年、結成20周年を迎えたラテンビッグバンド「ORQUESTA DE TASKERUO」(オルケスタ・デ・タスケルオ)。確かなテクニックに裏打ちされたパワフルな演奏は心躍るライブとなりました。
 
 「Moon River」や「Moonlight serenade」など月にちなんだスタンダードナンバーや「September」といったこの時期らしいアース・ウィンド・アンド・ファイアのヒット曲を含め、2時間に渡り20曲が発表されました。観覧者も各グループの個性的なサウンドを満喫した様子で、「景観にマッチしていて、素敵な夜になりました。演者さんのレベルも高く素晴らしい演奏でした」「無料でいいのかと思うくらい良かった」などの声が寄せられました。  















※上からThe Swinging Cells▽Laugh Tones▽Feliz▽ORQUESTA DE TASKERUO