2018年06月07日
8の字公園のトイレ
近畿地方もついに梅雨入りしましたね

その直前の6/3(日)は、片男波にある「8の字公園」の大清掃の日でした。
地元の方々が早朝から集まって作業をなさり、キューブの職員2名もそれに加わりました。
当日は素晴らしい晴天で、でもおかげで早くも9時台には強烈な陽射しが照りつけてきて…


屋外作業には厳しい季節ですね

公園での職員2名の勇姿を撮影しに行きたかったのですが、ブログ担当者・C職員は事務所でお留守番で断念。
2名は昼前、瀕死の状態で事務所に帰還致しました

しかしさらに、午後からはキューブ芝生広場の刈り込みと、植栽の剪定作業が彼らを苦しめることに。
遅番出勤のもう1名を加え、3名がかりで炎天下地獄に身を投じていました。

近寄りがたいオーラを放ちながら、独りひたすら芝生を機械で刈り続けるL職員。
この作業はなかなか危険で、芝生に混じっている小石が芝刈り機に巻き上げられ、ものすごい勢いで飛び散るのです。
芝生って、刈っても刈ってもすぐ伸びてくるものなのですね。

高枝切り鋏を振るうI職員。
カメラに対しちょっとポーズをキメているが、上を向いたままの作業がムッチリとした猪首への負担となり、実はかなり苦しい様子。

L職員が剪定した枝を片付ける、T職員。
I職員は体格の偉大さゆえしゃがむ姿勢が困難と思われるが、その点職員③はコンパクトなので小回りがきく様子。
画像のように日陰での作業もありますが、そこでは蚊の襲来に苦しめられます。
3名は夕方、どうにか殉職することもなく生還致しました。

職員がL刈って放置していた芝を、翌日午後から収集する職員Iと職員T。
牧歌的な風景に見えます

6/3の朝から清掃作業に参加させてもらった「8の字公園」ですが、実は「



何度もメディアに取り上げられたとのこと。
「公衆便所=汚い、臭い」
というのは、まぁ言わば、日本人の共通認識のようなものですが…
でも、ここは違います

地元の有志の方々(8の字会)により、長年ていねいな清掃活動が続けられているのです。
毎日毎日、欠かすことなく継続されているというのは、本当に驚くべきことです。
そのお蔭で、「いつもピカピカで無臭」という、実に奇跡のような公衆トイレが実現されました。
キューブから徒歩5分のその公園を、私・C職員は見学してきました。
「8の字公園」は地図で見ると、片男波海水浴場の裏にながーく続く遊歩道のように見えます。
全長300m以上あるのでは…
近くには、片男波こども園や保育所がありました。

私は公園の東側のほう(万葉館の近く)から入ったのですが、まず公民館が見えて、その隣に備蓄倉庫が。
先日NHK和歌山放送局の番組で放送された、津波から地域住民を守るための自治会活動の特集時に、この倉庫が映っていたと思います。

広々とした広場。
芝生は刈りこまれたばかりできれいです。
ブランコ等の遊具もあります。

おお、あれは噂のトイレでは…?


これは女子トイレの個室内。
なるほど、公衆トイレとしては考えられないほどの美しさです。
無臭。全くにおいません。
男子トイレは…全く同じようにピカピカでしたが、写真を載せると男子トイレに潜入したことがバレて痴女扱いされるので自粛をば…
8の字会の会長は、「尿石が溜まると特有の臭気が発生するので、こまめに手で削り落としている」とおっしゃっていました。
ボランティアでそんなことまで…頭が下がります。

これは中央にある多目的トイレ。
当然美しく、そして洗浄機能つきの便器。
(この機能がついたのは、県内の公衆トイレの中でここが初めてらしい)

そして、オストメイト(人工肛門や人工膀胱を洗浄するための設備)もある。

手洗いもピカピカ。
三か所のトイレ内全てに、瑞々しい花が活けられています。
頻繁に清掃がなされている証ですね。

この言葉通りの美しさが実際に保たれている…
そんな公衆トイレには、なかなかお目にかかれませんよね

片男波海水浴場からは階段で行き来できるので、このトイレは夏ともなれば海水浴客にも利用されるのでしょう。
こんなにきれいなトイレなら…心ある利用者であれば、決して汚い使い方はできないと思います


公園の名称の由来は、この8の字を描く通路。
放課後や休日には子供たちで賑わうようですが、この時は平日の午後で誰もいませんでした。

ここを通る時は、マツで頭を打たないよう、気を付けなければ…

これは公園の木ですが、柿の種のような花ですね。
すぐさま、ピーナッツとビールを連想するC職員…

「美は美を守り美をつくる」
…なるほど、まさにその通り。
美しいからこそ、その美しさを保とうと思え、さらなる新たな美しさを生み出すことにも繋がっていく…
美の連鎖、美の好循環がここに存在しているのでしょう。
清掃や整理整頓の効用とは、心地よい暮らしが手に入ることだけではありません。
日々の生活を見直すことにより、いざという時のための防災意識も向上するのではないかと思えます。
地域の清掃活動であれば、団結の高まりにより、地域防災活動も自ずと活性化されますしね。
アート・キューブも、8の字公園の美の精神を見習わなければ…
そして、私も散らかった自宅を何とかきれいにし、美の好循環をもたらしたいものです


8の字公園のあたりは、海抜2.3mなのですね。

公園からキューブに戻る途中のお洒落なお庭のお宅には、道路に向かって掲示板が設置されていて、これはそこに貼られていたポスター。

これは、キューブの海抜。

近い将来、必ずやってくるとされる南海トラフ大地震。
この地域には40分ほどで津波が到達するそうで、素早い避難行動が求められます。
その時、この美しい和歌の浦の風景は、どのように変容してしまうのでしょう。

これは帰宅途中、シーサイドロードから撮った和歌の浦の風景。
もう少し待てば海は茜色に染まり、この上なき美景が撮影できたはずですが…C職員には夕餉の支度があったため、早々と帰宅致しました。