2024年10月03日
はじめてのコンテンポラリーダンスワークショップ開催のご報告


「和歌浦で遊ぶ、創るダンス」をキャッチフレーズにした「はじめてのコンテンポラリーダンスワークショップ!」が9月29日、当館で開かれました。募集人数いっぱいの8人が参加し、決まった振り付けやテクニックがなく、身体を自由に使って表現するコンテンポラリーダンスの魅力を体験しました。

講師は、当館で定期的に活動をしている「WA☆CHぃ~ず」のしげちゃん。9月にあった「第3回和歌の浦DANCE FESTIVAL」でも動と静が交錯する印象深いパフォーマンスを披露しました。
しげちゃんは、小学生から60歳代までの受講生を前に「このダンスには正解や間違いはありません。思い切り楽しんで」とあいさつ。受講生は身体をほぐした後、「地面に氷が張ってある」「地面が燃えている」などを想定し、自分のイメージにあわせて滑ったり、飛び跳ねたりして動き回ります。。次にペアになって、相手の指の動きに合わせて身体をくねらせたり、鏡に写ったように相手の動きを真似したり。ユニークな動作の連続に笑い声が絶えませんでした。

さらに受講生は「探す」「驚く」「着替える」などの単語を、身体で表現していきます。同じ単語でも受け止め方は千差万別で、動きも個性にあふれています。音楽に合わせて「振り向く」「床にタッチする」といった要素を取り入れた創作ダンスを発表し、仕上げにAホール前の野外広場で色とりどりのスカーフを手にフリーダンス。約束事がないという特徴の通り、表現したいイメージを自己流に解釈し、心ゆくまで踊りを楽しんでいました。

ワークショップ後には受講生から「子どもたちと一緒に体を動かすことが出来て、日頃のストレスがどこかに行ってしまいました」「親しみやすいイベントで楽しかった」との声が寄せられました。


