2024年08月22日
yabugamiyokoチョークアート展開催のご報告

和歌山市在住のイラストレーターでチョークアート作家のyabugamiyokoさんによるチョークアート展が8月12日~18日に開かれました。会場には約50点が展示され、メルヘンチックで愛らしいキャラクターが登場する「yabugami world」を楽しもうと、多くの観覧者が訪れました。
チョークアートは店舗などのPR看板として用いられていますが、yabagamiさんはイラストとして採用。作品の特徴は、黒色を背景に丸みを帯びたシロクマや子ブタ、ワニなどの動物の主人公が描かれ、クリスマスやバレンタインといった季節もの、ケーキやスープなどの食べ物を主なテーマに選んでいます。ほのぼのとしたキャラクターが多彩な色遣いで表現され、英語で添えられた説明を読み解くと、ストーリー性を持つ作品の理解が一層深まります。ユニークな構図と鮮やかな配色が奏でる作品群は優しさにあふれています。
会場には、イラストをあしらったマグカップや玩具のケースも展示されました。Yabugamiさんは和歌山と神戸でチョークアート教室を開講しており、オリジナルグッズも販売中。詳しくはホームページ(https://www.yokoyabugami.com)

8月17,18両日にはyabugamiさんが講師となって、チョークアート教室を開催。小学1年生を含む計12人の受講者が、この季節にふさわしいソーダフロートを描きました。アイスクリーム部分がサクランボを抱いたシロクマという特徴的なデザインです。
最初にyabugamiさんが「失敗してもパステル用の消しゴムがありますから大丈夫です。チョークアートを楽しみましょう」と声掛けをし、制作スタート。用意された下絵には事前に輪郭線が引かれ、色を塗り込む順番を記した工程表に従い、受講者はパステルを走らせました。Yabugamiさんは一人一人の作品を何度も見て回り「優しく指で色を伸ばして」「丸く描くと、可愛くなりますよ」などとアドバイス。指導に従って、受講生は色の濃淡でソーダ水のグラデーションを表現したり、氷の立体感を醸し出したり。カラフルで愛らしい作品が出来上がり、定着スプレーを吹き付けて完成です。
受講者からは「6歳の娘でもわかりやすく丁寧に教えていただき、とても楽しい時間でした」「作品の仕上がりのクオリティーが高く大満足」との感想が寄せられ、作品を大切に持ち帰っていました。



