2018年10月28日
クレパス教室、ご報告♪
10月24日に、アート・キューブ自主事業「クレパス教室」が開催されました
このワークショップは、15名の方が受講されました。
講師は、土井久幸先生(Doi絵画教室)。
今回の制作では、写真をトレースして構図を描き、そこにクレパスで着色していきます。
(風景の中に、それぞれ思い思いに人物も描き加えます)
まずは、風景写真にトレーシングペーパーを重ねて、鉛筆でラインを写し取ります。
トレーシングペーパーを裏返し、ラインを描いた部分の裏面を濃く塗りつぶします。
また表返して画用紙に載せ、描いたラインを再びなぞれば、画用紙にラインが転写されます。
構図を描けたら、いよいよ着色です。
①明るいところ(光の当たった部分)を単色で下塗りします。
②揮発油を筆に少し含ませ、画面全体に塗り広げます。(これで画面はぼやけた状態に)
③建物、人物、樹木などを塗り、形を整えながら描きこんでいきます。
④着色したクレパスを、指でのばしたり布で擦ったりし、形や質感を表現します。
⑤クレパスを部分的に盛り上げると、油絵のような重厚感も出せます。
⑦最後に、クレパスワニスというスプレーを塗り、乾燥させたら完成!
みなさんの完成作品、15連発
(写真が切手みたいに小さくてごめんなさい)
「クレパス画は初めて」という方がたくさんいたのに、みなさん素晴らしい出来上がりです。
同じ写真を使ってトレースした風景画であるにも関わらず、ひとつひとつ異なった個性が光っていますね