2018年11月14日
軽音楽演奏会 「 響奏 」 ご報告 ♪♪
11/4(日)に、アート・キューブ自主事業の
「 響 奏 ~ひびき~ 」
和歌山県高等学校 軽音楽演奏会
が開催されました
この日、和歌山県内の8つの高等学校の軽音楽部が、和歌の浦アート・キューブに集結
Aホールステージ上にて、熱いバンド演奏の競演を繰り広げました
この催しは当施設の「自主事業」ではありますが、高校生の方々の自主性を重要視し、参加者の実行力や協働力を錬成することも趣旨の1つとしたものです。
顧問の先生方やアート・キューブのサポートのもと、イベントの企画~チラシ作成~司会進行~本番演奏~ステージ転換~後片付け…等と、最初から最後まで、高校生の方々自身が自分たちで行いました
もちろん、舞台演出には専門性を帯びた技術が必要なので、音響はいつものイベントと同様「ハートス」さんのプロが担当。
今回、照明はアート・キューブ職員が操作しました。
初挑戦だったため、転換のタイミングや色のチョイスは、ハートスさんのようには見事にいかなかったかも…?
(もっと特訓しときます)
以下、8つの高校の演奏を、出演順でご紹介致します。
海南高等学校
演奏曲 「君はロックを聴かない」「シャルル」「さよならアイデンティティー」
ボーカルの女の子の歌声が可愛かったですね
ブログ筆者のわたくしC職員、齢●5歳のオバハンであるため、イマドキの音楽に疎いのですが、「君はロックを聴かない」のサビのフレーズは耳に残り、今なおそのメロディを記憶しております。
県立和歌山高等学校
演奏曲 「丸の内サディスティック」「ドラマみたいだ」「拝啓、少年よ」「スターライトパレード」
印象的だったのは、「スターライトパレード」での同校吹奏楽部員さんとの共演。
とても迫力があるし、管楽器たちのドラマティックな音色で、ホール内は突然色彩が鮮やかになったかのよう
C職員の胸は大いにときめきました
もちろん、バンド演奏やよく通るボーカルも吹奏楽に負けておらず、素晴らしいコラボレーションでした。
星林高等学校
演奏曲 「花唄」「僕に彼女ができたんだ」「花束」
星林高校さんは、まずはトークで人々の心をつかんだのかしら
1曲目の「花唄」の発音…確かに私も、曲のタイトルをプログラムで見て「え、鼻歌ってか?」とか思いましたもん。
そして、演奏も歌もとっても良かったですね
笠田高等学校
演奏曲 「シルエット」
ボーカルの彼女がギターも弾いているのが、かなりカッコイイ
そして余談ですが、笠田高校さんの制服はわたくしC職員好みです
生まれ変わってもう一度和歌山の女子高生になったら、笠田さんか和歌山高校さんの制服を着ますのでヨロシク
信愛高等学校
演奏曲「bye bye」「やってみよう」
「信愛」さんといえば「清楚な制服のお嬢さんたち」というイメージ
三木町交差点あたりを通る時、いつも彼女たちをそんな目で見て、信号待ち中にボーッと惚けているC職員。
しかしそのストイックな制服を身にまとった信愛女子たち、この日は力強い歌と演奏で度胆を抜いてくれました
この一枚の写真だけではわかりにくいですが、ボーカルの子の歌唱中のアクションが恰好よくてサマになっていました。
りら創造芸術高等学校
演奏曲 「あいのうた」
りらさんには制服がなく、唯一私服での出場。
しかも曲はコピーではなく、オリジナルなのです
かわいくてとてもよい曲だったし、ボーカル2人の歌声が素晴らしくて、C職員は「おお~」とかなり感激致しました
粉河高等学校
演奏曲 「サイレン」「愛を伝えたいだとか」「It's My Life」「オドループ」
粉河高校さんはトークが面白いし、毛玉系の個性派キャラとか、他校部員にも憧れられるボーカル女子とか、セールスポイント盛りだくさんですね
司会進行をつとめてくれた某校の2人組女子の1人が、粉河高校のボーカルの女の子に舞台上で愛を告白し、憧れの人と記念撮影…なんて一幕もありました。
演奏と歌も見ごたえがあり、なかなか盛り上がっていましたね。
和歌山工業高等学校
演奏曲 「アイのシナリオ」「リンダリンダ」「Deeper Deeper」「Together」
和工さんは、我々オイヤンやオバハン世代でも知っている曲も演奏してくれました(ありがとう)
この日最後の演奏者として、会場を熱く沸かせてくれました
8つの学校の演奏が終了…
顧問の先生が、最後に感想や励まし、今後のためのアドバイスを熱心にお話しになりました。
C職員は今年初めて軽音を観覧させてもらいましたが、年々参加者のみなさんのレベルは上がってきているとのこと
こんなにたくさんの学校が一堂に会して競演するのですから、闘志が湧くし、勉強になりますよね。
演奏や歌の「実力」だけではなく、身体表現など様々な「魅せる」要素の重要性、そしてそれは独りよがりなものであってはならず、客観的に見てどう観客の目に映るのかが大切なのだ…といったことを、先生は熱く語ってくれました。
夏休みにアート・キューブで開催した「DRAMA教育ワークショップ」での学習にも通じるところですが、「いかに表現するか」を学ぶのは、生きていく上でとても役立つことだとC職員は思います。
伝えること、感じること、わかり合うこと…机上の学習ではなく、音楽を通して学べることは多いです
未来ある若者たちの成長の舞台として、アート・キューブのAホールが毎年お役に立てているとすれば喜ばしいことでございます
最後に、司会進行をつとめてくれた4人に拍手喝采
ついでに舞台裏で照明をチカチカ操っていたキューブ職員も、拍手を頂戴しました。
至らぬ点も多々あったはずなのに、恐縮です
C職員はホールの一番後ろで撮影をしていましたが、若者たちはみんな眩しく初々しく、とても魅力的でした
う~ん、若さが本当に羨ましい…
私にも昔、そんな玉苗の如き瑞々しい時代が存在したのでしょうか?
年月を重ねすぎて、もはや思い出すこともできません。
しかし今は、稲刈りを終えた枯れ草色の田んぼに再び伸び出したひこばえのように、しぶとく生き延びておりますぞ。
どうか軽音楽部のみなさんは、青春の輝きをいつまでも忘れないで…